第1回目の覆土
2010年2月6日(金)、2010年2月9日(土)の二日間に渡り、廃棄物処分場の第1レイア第1番目のセルの覆土を行いました。処分場の構造は3階層のレイア、セルは6つの区画を設定しています。全体で18区画(3×6)に分割しています。
汚染物質の粉塵飛散防止や、ガス発生による悪臭の放散防止、雨水の浸透による土壌の汚染防止,および景観の改善のための覆土です。
覆土に関するコスラエでの課題は、1)頻度、2)覆土の厚さ、3)土の質の3点でしたので、以下その取り組みを紹介します。
1)頻度
覆土はごみの蓄積量が1セル当り、高さ約1.5mから2mを目安にしています。したがって現在この高さ(2008年11月開始から約15カ月経過)に到達したこの2月に実施したものです。来年以降は現在の処分場に、未収集の他の3か所からのごみを統合化しますので、この高さに到達するスピードは現在の3倍になる見込みです。
1セル当り、5か月に一回の頻度の覆土が必要となります。処分場の頻度は週1回の所もあるし、週2回、毎日の所もあり、置かれた環境によってまちまちです。
コスラエでは、廃棄物処分場は、記録されたデータに因ると約90%はプラスチック製品で、非分解性有機物が大半を占めています。
このため処分場は、嫌気性微生物による活動が活性化されてなく、埋め立てを開始して約15か月経ちますが、異臭も発生していません。このためここでは、統合化後は6か月に1回の頻度(分かり易いので)で実施するよう提案しています。
2)覆土の厚さ(量)
覆土の量は基本的には、ごみの蓄積量の1/10としています。10(ごみ):1(覆土)のサンドイッチ方式です。従って現在は、覆土の量は、厚さ15cmから20cmとしています。しかしながら階層が3階層もあることから、今後ごみを積み増しして行っても、セル中に大気(酸素)が絶えず供給できるよう第1レイアはちょっと薄く約15cmとし、第2レイアは約20cm、最終の第3レイアは30cmとしています。
3)土の質
土は石混じりの土としました。特にコスラエでは、粘土質の土が多く見うけられ、また年間雨量は約5000mmで高温多湿の土地です。この環境下での粘土はベトベトしており、かつ細粒のため、これを使用した場合は覆土後、表面を密封し大気の供給を妨げることが危惧されます。
したがって、粘土質の土壌を極力避けるようにしました。
また石との混在は、大気の供給を絶やさないための手当で、土壌中に極力空きの空間を作ることに注力しました。
2010年2月6日(金)、2010年2月9日(土)の二日間に渡り、廃棄物処分場の第1レイア第1番目のセルの覆土を行いました。処分場の構造は3階層のレイア、セルは6つの区画を設定しています。全体で18区画(3×6)に分割しています。
汚染物質の粉塵飛散防止や、ガス発生による悪臭の放散防止、雨水の浸透による土壌の汚染防止,および景観の改善のための覆土です。
覆土に関するコスラエでの課題は、1)頻度、2)覆土の厚さ、3)土の質の3点でしたので、以下その取り組みを紹介します。
1)頻度
覆土はごみの蓄積量が1セル当り、高さ約1.5mから2mを目安にしています。したがって現在この高さ(2008年11月開始から約15カ月経過)に到達したこの2月に実施したものです。来年以降は現在の処分場に、未収集の他の3か所からのごみを統合化しますので、この高さに到達するスピードは現在の3倍になる見込みです。
1セル当り、5か月に一回の頻度の覆土が必要となります。処分場の頻度は週1回の所もあるし、週2回、毎日の所もあり、置かれた環境によってまちまちです。
コスラエでは、廃棄物処分場は、記録されたデータに因ると約90%はプラスチック製品で、非分解性有機物が大半を占めています。
このため処分場は、嫌気性微生物による活動が活性化されてなく、埋め立てを開始して約15か月経ちますが、異臭も発生していません。このためここでは、統合化後は6か月に1回の頻度(分かり易いので)で実施するよう提案しています。
2)覆土の厚さ(量)
覆土の量は基本的には、ごみの蓄積量の1/10としています。10(ごみ):1(覆土)のサンドイッチ方式です。従って現在は、覆土の量は、厚さ15cmから20cmとしています。しかしながら階層が3階層もあることから、今後ごみを積み増しして行っても、セル中に大気(酸素)が絶えず供給できるよう第1レイアはちょっと薄く約15cmとし、第2レイアは約20cm、最終の第3レイアは30cmとしています。
3)土の質
土は石混じりの土としました。特にコスラエでは、粘土質の土が多く見うけられ、また年間雨量は約5000mmで高温多湿の土地です。この環境下での粘土はベトベトしており、かつ細粒のため、これを使用した場合は覆土後、表面を密封し大気の供給を妨げることが危惧されます。
したがって、粘土質の土壌を極力避けるようにしました。
また石との混在は、大気の供給を絶やさないための手当で、土壌中に極力空きの空間を作ることに注力しました。