ミクロネシア 青年海外協力隊環境隊員のブログ

ミクロネシア連邦国において環境分野で活動する青年海外協力隊、シニアボランティアからの報告。コメントお待ちしています。

コスラエの環境教育 (コスラエ州SV、坂根篤)

2013-12-05 20:16:26 | コスラエ州

2013年12月4日
レラ小学校6年生
恒例の配属先(公共事業局)訪問


つい先日導入されたトラックスケールに興味深々

レラ小学校では6年生になると環境教育の一環として、学校での勉強だけではなく、公共事業局を訪問してごみの話・埋立場の話・環境の話を聞き、埋立場を見学する。レラ小学校では独自の環境教育をローカルティーチャーが行っている。今回は配属先局長代行等関係者が環境問題・ごみ問題・下水処理問題・汚泥処理問題を説明していたが、内容が高度で生徒たちが理解しているのか心配しながら聞いていた。私も準好気性埋立場の原理の説明・地球温暖化の話をできるだけ分かり易くした(つもり)。しかし、生徒たちは説明後の質疑応答で「生分解性廃棄物・非生分解性廃棄物」「3R」「ごみ分別」等に関して質問し、我々の質問にしっかりと答えていた。思ったよりもはるかに環境教育が進んでいると感じた。室内説明会の最後に生徒たちが「環境の歌」を歌ってくれた。そのあと埋立場見学に出発。歌はコスラエ語なので理解できなかったが、歌詞の中の「Reduce」「Reuse」「Recycle」が聞き取れた。ハーモニーも美しくなかなか面白かった。この様に、「草の根・人間の安全保障無償資金協力」で造られた福岡式埋立場を利用して、コスラエのレラ小学校は環境教育を実施している。



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