親父の形見の蛇腹のカメラ。
戦後すぐに、祖父様が親父のために残しておいてくれた山(林)を
役場から引き揚げ者の開墾地に解放するから印鑑を持って来なさいと
通知があり、出かけていくと、50円くらいを渡された。
親父はうれしくて、以前から欲しかったカメラを42円で買ってしまった。
当時のカメラは高級品で趣味で持っている人はあまりいなかった。
私が小さかった頃や風景写真が沢山あったのだが、引越しのときから
見つかっていない、お袋がだいぶ捨てたらしい。
親父が死んでから形見として私が28年間使っていたが
娘がちゃんと見ていて狙っていた。
60年にもなるが、このカメラで撮った写真はとても綺麗だ。
カラーより白黒のほうが趣のある写真が撮れる。
「とうちゃん、あのカメラ頂戴」と言われれば
嫌と言えない、私です。
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田舎のおやじさん
昔のカメラですから、距離、絞り、シャッタースピード、
すべて撮影者の設定で出来上がりが変わるので
それが楽しみでもあります。
ネガの大きさがインスタントカメラの4倍あるので
画質が良く、プロのカメラマンも同じフィルムを使っています。
レンズの解像度はちがいますが。
いそがしい撮影には向いていませんが、
カメラと被写体に没頭できることは
精神的に良いことだと思います。
すごく歴史を感じるカメラですね。。(^-^)
こんなカメラで 撮影していたら注目度もNO、1 間違い無しでしょうね。
いいな~。うらやましいです。
趣のある素敵な写真が撮れますね。
是非、産まれてきた赤ちゃんの写真も撮って
下さいね。
また、娘さんの子供に引き継がれていくのでしょうか…
歴史のあるカメラになりますね。
ですが、白黒フィルムは需要が少なく
まとめて注文します。
皮のカバーを外すと、皮風ビニールが
割れたり剥がれたりです。
娘も物好き(変わり者)を継いだようです。
風格があるカメラですね~。
まさにお宝!
とは言え、どんなお宝も娘に「頂戴♪」と言われれば
いやとは言えませんよね~