成都での最後の夜、
四川料理を食べに行きます。
やはり、レストランでは、何か物足りない味です。
日本人向けの、無難な味付けと感じます。
友人と、上海の半地下の食堂で四川料理を食べた時は、
味にインパクトがあり、汗が止まらなかった。
この店に入った時、
テーブルの上にあったメニューをあわてて引っ込めて、
違うメニューを持ってきた。
言葉が通じないのに、
ひっこめたメニューと替えるように言った、
ちゃんと替えてくれました。
このとき、
怒った顔や、偉そうな態度や、
声を荒げてはいけません。
笑顔です。
食べ終わって汗を拭いていると、
指拭き用のティッシュを、束で持ってきてくれました。
話は戻ります。
夕食後、四川の伝統的な演劇、川劇(せんげき)を
見に行きました。
入り口には、マネキンのようなスタイルの案内嬢がいます。
瞬時にマスクが変わる、
変臉(へんれん)は、ビデオを見直してみても解りません。
夢中でビデオを撮っていたので、写真を撮らなかった。
九寨溝、黄龍、の旅は これで終わり。
帰る前の日、パンダを見に行きます。
成都市内から、バスで1時間かかりました。
この看板は、パンダの年ですよ、
パンダ強化年、とでも言いたいのでしょうか。
レッサーパンダもいるようです。
広い敷地を歩きます。
パンダがいました、グータラパンダにしか見えません。
暑さで疲れているのか、
見られているのに疲れたのか、
見ている我々も疲れ気味。
木の陰にレッサーパンダがいます。
レッサーパンダは、自由行動が許されているようです。
緑と黄色が縞になった、珍しい竹がありました。
山が目の前にある空港。
雲の中の空港。
天気の様子によって、
遅れは当たり前のようです。
ときには、欠航になってしまうそうです。
我々の行程は、珍しく、順調だった。
帰りに聞いた話だが、
次の日のツアーは、天候が悪く、
空港で何時間も待たされたあげく、
黄龍観光が中止になってしまったそうです。
皆さん防寒対策をしています、
ジャンバーを着ていて、震えている人もいます。
ところが、
私は、半袖で平気です、
何で?
そんなに寒くはないじゃん!
普段の心がけで、
脂肪を貯めておきましょうよ。
ちょっと話が違いますか?
こんな山の上ですから、
天候に左右されるわけです。
黄龍の帰り、バスの中から撮ります。
真ん中に写っている高い山、
雪宝頂、標高5,588m
ガイドの言うのには、
100回近くこの場所を通っているが、
こんなにはっきりとこの山が見えたのは初めてで
あなた方は、本当にラッキー だと。
中国人特有の、有りがたい嘘だと思っておこう。
バスに乗っている皆が、気分良くなるんだから。
もう二度と来ることがないであろう、雪宝頂峠(4,200m)で
ガイドさんに撮ってもらった。
目の前に広がる ヒマラヤ山脈、
綺麗でした。
最下部の、迎賓彩池(げいひんさいち)付近は、
土手が崩れたり、朽ちてしまっている所が目に着きます。
白い色も、薄くなってきました。
水のある景色は、ここが最後です。
名残惜しいですが、最後に自分撮り。
遊歩道から、後ろを振り返る。
ロープウエイを降りてから、
黄龍ゲートに戻ってくるまでに、
15,350歩 歩きました。
標高
五彩池 3,650m
黄龍寺 3,553m
ロープウエイ降り場 3,473m
黄龍ゲート 3,198m
酸素が薄いのを、実感しました。
高山病にはならなかった。
水が来なくなると、朽ちるのが早くなるようです。
もう終わりだと思っていたら、
まだ綺麗な所がありました。
今だけの時期が、水が少ないと思っていたが
年を通して、少なくなってきているようです。
トルコのパムッカレも、水が枯れ始めているそうです。
ピンチになる世界遺産が増えているのでしょうか?
五彩池から下ると、
黄龍寺がある。
水が少ない時期でも、
あんなに綺麗な池を見る事が出来て良かった。
観光客も少なくて、ゆっくりできた。
水の多い時期なら、ここも綺麗だったかもしれない。
長い下りの途中にある黄龍中寺。
遊歩道の脇にある、小さな祠。
祠の横にある古い道。
これが昔の、参道だった。
同行のガイドさんに撮ってもらいました。
水の少ない時期で、観光客も少なくて良かった。
ゆっくりと見る事が出来た。
しかし、後ろにはガイドさんが。
最後に、また自分撮りをしていると、
中国人の綺麗な娘さんが来て、
撮ってくれるとカメラを引っ張る、
ピースをしろと言われる。
もう、終わりです。
広い河原のような所を遊歩道が横切っています。
水が少ないですね。
自分撮りを楽しんでいます。
同行の白い帽子の人が、
いくらでも撮ってやるのに、
あんたの気持がわからん、と言われました。
この二枚は、
自分撮りを楽しんでいたら、
中国人の娘さんに、カメラを強引に取られて、
仕方なく撮ってもらったものです。
広い河原のような所、映月彩池から、
黄龍寺に向かう長い階段。
黄龍寺手前から回り込んで、五彩池に向かいます。
可憐な花がありました。
この花の名前は、狸の糞という名前らしい、
何という名前を付けるんだろう、
これが中国人の感性か?
桜が五分咲き。
いよいよ池かな?