24年式のLKG-EXD52ギガ…
以前、記事にした2台のギガと同じ運送会社さんの車両で、ここのお客様は基本いすゞ車が多いんですが…
以前修理した車両とは別の車がまたアドブルーのチェックランプが点いた…という事でとりあえず現地で確認する事に。
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確認すると現在は点いて無いようですが…
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故障履歴を見てみると…
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これまた色々と入っておりますが…
現在故障は無いのでとりあえず問題のSCRシステムのコードを確認。
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尿素水品質異常のコードが…
一旦消去するとその後は拾いません。
データも確認…
濃度は概ね問題無さそうです。
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ちなみに1台目はNOxセンサー、2台目は尿素水品質センサー信号異常…
3台目は尿素水品質異常と3台ともSCR系のトラブルではありますが故障コードはそれぞれ違います…
で、この品質異常とはそのまんまで尿素水の品質が異常とDCUが判断しており、可能性としては指定外の尿素水を入れたりタンク内のヒーターラインからクーラントが混入、また外部から水が混入したりすると品質異常となる場合はあります…
が、仮に本当に品質が悪くなったとしたら基本的には抜き替えたりしない限り品質が改善される事はありません…
なので今現在はチェックランプも点かず正常な事からおそらく一過性の不具合か尿素水センサーのバグでしょう…
ただ、このコードには再始動禁止制御も絡んでくるので注意が必要です。
こういう場合やっぱりフリーズフレームデータ機能は欲しいよなぁ…
フリーズフレームがあればもう少し深く調べられるんだよな…
とりあえず他のシステムの故障コードも過去履歴なので記録だけして一旦消去…
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お客様にはこれで1度様子を見てもらい…
またチェックランプが点くようなら改めて調べる事に。
まあ疑わしいのはよく壊れる尿素水センサーなんですけどね…
その後説明も含め担当者の方とお話ししてると最近の車は本当によく壊れるのでもう勘弁して欲しい…という事を仰ってました。
普通に乗ってるだけなのに壊れるんですから…
お客様はたまったもんじゃありません。
こうも同じ車種の同じシステムがたて続けに壊れてはお客様が不信感を抱くのは無理もありませんよね…
その担当者さんは『メーカーは壊れる車を作ってるとしか思えないよな。壊れては高額な部品代を請求してくる…それで潤うのは部品メーカーやディーラーだろ⁉︎』…とお怒りになられてましたが…
正直…多くのユーザーさんが思ってる事でしょう。
勿論、自動車メーカーがわざと壊れる車を作ってるとまでは言いませんが、そう思われても仕方ないほど壊れるのは事実です。
その壊れる殆どが環境対策の為に付けられた機構やそれを起因とするもの。
以前、何かで読んだ自動車評論家の記事で…
国の官僚やお偉いさん達が自らの成果を残そうと机上で決めたNOx PM法…
技術も確立されてないのに決めるだけ決めて後は放ったらかし…
その副作用として起きた不利益などの代償を末端ユーザーだけが背負わされたんではたまったもんじゃない…
といった内容の記事。
正にそんな状況ですよね…
環境保護も確かに大事かもしれませんが…
キレイ事で決められた規制によりユーザーだけが代償を払う現状は到底納得出来るものではありません。
今のご時世の運送会社さんは本当に大変だと思います…
そういう負担を少しでも減らす為にもメーカーには早急に対策をしてもらわなければなりません。
で、会社に戻る途中に別のお客様から水が漏れるので見て欲しい…との事で依頼があり…
一旦会社に戻り必要な工具を積んで出発。
現地に着いて早速点検。
車はKL-FRプロフィア…
冷却系統に圧力をかけて漏れる箇所を調べます…
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すると直ぐに圧力が下がりどこからともなくポタポタと…
調べるとサージタンクの合わせ面付近から漏れてました。
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その場で部品を問い合わせると近くのディーラーに在庫がある…との事なので取りに行って現地で交換する事に。
で、特に苦労する事もなく交換を終え…
冷却水を入れてエンジンをかける前に再度プレッシャーテスト。
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後はエンジンを始動して吹き返しの点検。
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問題無さそうです…
外したサージタンクをよく見てみると、合わせ面の下にクラックが入ってました。
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原因は例のこいつでしょう…
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プレッシャーキャップのパッキンが劣化して圧力が上がっても開けなかった為に内圧が規定値以上に上がり、これまた劣化していたサージタンクが割れた…という事。
メンテナンスで防げたトラブルですね。
ラジエーターキャップなどは毎年交換しておいてもバチは当たりません…
なんだかんだで終了。
それから今まで使ってた溶接面が壊れたので新しく購入…
これは今まで使ってたメイドインチャイナの溶接面。
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ネットで4、5000円で買ったやつなんですが…
まあ満足いく物ではなかったですね…笑
自動遮光のセンシングがアホでスパークする前から遮光してましたから…
騙し騙し使ってましたが今度は遮光しなくなったので買い替える事にしました。
実はこの溶接面も2個目で流石に同じ轍を3度も踏む訳にはいかない…という事で今度はちゃんとした溶接面を買う事に。
で、買ったのが…
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スナップオンの溶接面。
価格はメイドインチャイナの10倍以上です…笑
今後はいい物を永く使いたいので。
これでも地味な方を選んだんですが…
他にはファイヤーパターンとかガイコツとかのデザインばかりでそれは流石に年齢的に恥ずかしいので…
なるべく地味なやつが良かったんですが…
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反応速度は1/25000秒で4センサーで遮光度も#5〜#13までの調整がありスペック的には申し分ありませんが…
ただやっぱり派手なんだよなぁ…笑
以前、記事にした2台のギガと同じ運送会社さんの車両で、ここのお客様は基本いすゞ車が多いんですが…
以前修理した車両とは別の車がまたアドブルーのチェックランプが点いた…という事でとりあえず現地で確認する事に。
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確認すると現在は点いて無いようですが…
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故障履歴を見てみると…
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これまた色々と入っておりますが…
現在故障は無いのでとりあえず問題のSCRシステムのコードを確認。
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尿素水品質異常のコードが…
一旦消去するとその後は拾いません。
データも確認…
濃度は概ね問題無さそうです。
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ちなみに1台目はNOxセンサー、2台目は尿素水品質センサー信号異常…
3台目は尿素水品質異常と3台ともSCR系のトラブルではありますが故障コードはそれぞれ違います…
で、この品質異常とはそのまんまで尿素水の品質が異常とDCUが判断しており、可能性としては指定外の尿素水を入れたりタンク内のヒーターラインからクーラントが混入、また外部から水が混入したりすると品質異常となる場合はあります…
が、仮に本当に品質が悪くなったとしたら基本的には抜き替えたりしない限り品質が改善される事はありません…
なので今現在はチェックランプも点かず正常な事からおそらく一過性の不具合か尿素水センサーのバグでしょう…
ただ、このコードには再始動禁止制御も絡んでくるので注意が必要です。
こういう場合やっぱりフリーズフレームデータ機能は欲しいよなぁ…
フリーズフレームがあればもう少し深く調べられるんだよな…
とりあえず他のシステムの故障コードも過去履歴なので記録だけして一旦消去…
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お客様にはこれで1度様子を見てもらい…
またチェックランプが点くようなら改めて調べる事に。
まあ疑わしいのはよく壊れる尿素水センサーなんですけどね…
その後説明も含め担当者の方とお話ししてると最近の車は本当によく壊れるのでもう勘弁して欲しい…という事を仰ってました。
普通に乗ってるだけなのに壊れるんですから…
お客様はたまったもんじゃありません。
こうも同じ車種の同じシステムがたて続けに壊れてはお客様が不信感を抱くのは無理もありませんよね…
その担当者さんは『メーカーは壊れる車を作ってるとしか思えないよな。壊れては高額な部品代を請求してくる…それで潤うのは部品メーカーやディーラーだろ⁉︎』…とお怒りになられてましたが…
正直…多くのユーザーさんが思ってる事でしょう。
勿論、自動車メーカーがわざと壊れる車を作ってるとまでは言いませんが、そう思われても仕方ないほど壊れるのは事実です。
その壊れる殆どが環境対策の為に付けられた機構やそれを起因とするもの。
以前、何かで読んだ自動車評論家の記事で…
国の官僚やお偉いさん達が自らの成果を残そうと机上で決めたNOx PM法…
技術も確立されてないのに決めるだけ決めて後は放ったらかし…
その副作用として起きた不利益などの代償を末端ユーザーだけが背負わされたんではたまったもんじゃない…
といった内容の記事。
正にそんな状況ですよね…
環境保護も確かに大事かもしれませんが…
キレイ事で決められた規制によりユーザーだけが代償を払う現状は到底納得出来るものではありません。
今のご時世の運送会社さんは本当に大変だと思います…
そういう負担を少しでも減らす為にもメーカーには早急に対策をしてもらわなければなりません。
で、会社に戻る途中に別のお客様から水が漏れるので見て欲しい…との事で依頼があり…
一旦会社に戻り必要な工具を積んで出発。
現地に着いて早速点検。
車はKL-FRプロフィア…
冷却系統に圧力をかけて漏れる箇所を調べます…
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調べるとサージタンクの合わせ面付近から漏れてました。
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その場で部品を問い合わせると近くのディーラーに在庫がある…との事なので取りに行って現地で交換する事に。
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冷却水を入れてエンジンをかける前に再度プレッシャーテスト。
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原因は例のこいつでしょう…
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プレッシャーキャップのパッキンが劣化して圧力が上がっても開けなかった為に内圧が規定値以上に上がり、これまた劣化していたサージタンクが割れた…という事。
メンテナンスで防げたトラブルですね。
ラジエーターキャップなどは毎年交換しておいてもバチは当たりません…
なんだかんだで終了。
それから今まで使ってた溶接面が壊れたので新しく購入…
これは今まで使ってたメイドインチャイナの溶接面。
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ネットで4、5000円で買ったやつなんですが…
まあ満足いく物ではなかったですね…笑
自動遮光のセンシングがアホでスパークする前から遮光してましたから…
騙し騙し使ってましたが今度は遮光しなくなったので買い替える事にしました。
実はこの溶接面も2個目で流石に同じ轍を3度も踏む訳にはいかない…という事で今度はちゃんとした溶接面を買う事に。
で、買ったのが…
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スナップオンの溶接面。
価格はメイドインチャイナの10倍以上です…笑
今後はいい物を永く使いたいので。
これでも地味な方を選んだんですが…
他にはファイヤーパターンとかガイコツとかのデザインばかりでそれは流石に年齢的に恥ずかしいので…
なるべく地味なやつが良かったんですが…
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反応速度は1/25000秒で4センサーで遮光度も#5〜#13までの調整がありスペック的には申し分ありませんが…
ただやっぱり派手なんだよなぁ…笑