春夏秋冬 花 mikio

季節のサボテン花、多肉植物の栽培と紹介、地域の花々、
巨樹、自然風景の紹介 造園士。

梅林 剪定作業

2020-01-20 | 樹木

毎年1月に梅の剪定が
行われる公園、樹形を整える、風通しを良くする 花付きの悪い枝は

切り落とす 切り戻し 間引き 今の時期はとてもやり易く

朝から剪定ばさみ 高所脚立 ノコ準備して9時から
行い夕方には作業を終わる。 蕾を付けてる枝でも徒長枝は切り落とす。

外側に伸びる枝は残し、内側に伸びる枝は蕾付きでも
切る。 冬は葉が無いので枝が良く見え剪定作業もはかどる。作業員2名。梅の木総数40本。































大寒の日でしたが
日中は風もなく暖かな日でした。 作業ははかどり予定より早く終了。
 
全体の撮影をして親方に帰宅して報告。  昼休みに公園の隅で休憩、今日は弁当持ち。

スイセンが数輪、美しく咲いてました。



































ヒヤシンス 春の香り

2020-01-19 | 植物、花


ヒヤシンス、早春にふさわしい
花と香りを一足早く自宅の中で、楽しみました。

明るい場所に置いて、乾燥に強い球根のヒヤシンスですが
鉢土が乾いたら鉢底から、流れるまで水を与えます。

1月6日の鴻巣フラワーセンターにて搬出した、ヒヤシンス鉢総数200の
数に余分に入れられた、5鉢のうち2鉢頂きました。2週間で満開です。



























     





      





2週間前は球根の中央に
僅かな蕾を上げてたヒヤシンスは2週間で満開です。 春近づきます。
小学校の頃ヒヤシンスの水耕栽培を思い出します。 今では夏のヒマワリの
鉢植えも毎年安行小学校は、種を鉢にまき、夏休みに持ち帰ります。







     

















キカラスウリ 実 4

2020-01-18 | 植物、花

キカラスウリの実の舞台の幕が
降り始めました。 1月14日の撮影を載せてます。 この日はけたたましいヒヨドリ
の鳴き声が聞こえてきました。 すでに上空の実は半分以上突かれてました。

隠れているとヒヨドリが実の上に乗り、口ばしで突いてます。すぐに気配を察して
飛び立ちました。警戒心の強い鳥です。 餌の少ない季節、鳥たちの餌になるのは
自然の理、綺麗な実はいずれは無くなります。未だ綺麗な実を選別いたします。

下から(10.2 11.9  12.16  1.14 ) 



































     




カキの木に絡んでたキカラスウリの実
はすべて穴が開いてます。 枯葉を落としたカキの木はすでにカキの実は無く、

キカラスウリの実は絶好の鳥たちが認識できる実は、すべてが御馳走でした。
































今年はすべての実が朽ちるまで
追いかけます。 どうぞお越しください。本日この前を通りました。

雨に濡れる実は静かに揺れてました。







































女王の花輪 

2020-01-17 | 植物、花

久しぶりに安行のお寺様、興禅院の
御住職様の庭に寒さ厳しい季節に、咲いてます。 去年は見ることが

出来ませんでしたが、今年は鉢をお庭の通り道に置き
誰もが見ることが出来ます。 花と萼が重なる女王の花輪、中央の濃い紫色が

花弁、その周りが薄い紫色が萼です。名前が素敵ですね。 つる性の植物。


















      












お馴染みのヒスイカズラは別名
(女王の首飾り)と言われご存じのように、宝石 ヒスイの色、勾玉

の様な花姿でイヤリングそっくりです。

















国王の花、ご存じですか。
長い話になりますが、若い頃35年以上前に日本の企業進出に初めてタイ現地に
日本人を送った中に、若い頃の自分もいました。 4年間タイ、アユタヤ地区に

地質調査や、土壌検査、進出先の建築基礎や、基本整備を行うのが仕事でした。総勢20名。
大変な仕事でしたが、多くの現地の人の協力を得て、4年間で全てを終わり帰国する
際に、当時のタイ政府が、労いの言葉と、何か希望があるかと言われたときに

前もって班長と皆が、当時の歴代の国王様の避暑地、バーンパイ宮殿に、国王様の木、ゴールデンシャワーを植栽したい
希望を述べました。  無理を承知、後日お許しが出たのには驚きでした。

小さな苗木は今や大きくなり、出張の際2013年にこの地で対面して、木の下で今でも忘れません、
涙が溢れたことを。  今は亡きプミポン国王、ラーマ9世の国王の色、ゴールデンシャワー

バンコクやベトナムに鮮やかに各地で咲いてます。















2016年10月にプミポン国王様が
お亡くなりになった時に、若かりし頃のお写真を国内でも飾られました。




      




東南アジアには蓮の花は
お釈迦紗の悟りの花、朝のお供えと同じく花のお供えも毎日のように行われてます。
当時は全く知らない文化でしたが、4年の間、多くの食文化や日常の行事を

我々も学びました。  当時が懐かしいですが、今思い出しても苦労の連続でした。
読み書きはタイ語はとても難しく、しかし話すことは今でも出来ます。
東南アジア出張の際は通訳なしでも、片言で話すことが出来きます。今通じるかな?






























白木蓮 蕾 2

2020-01-15 | 樹木

安行地区の花の寺と言われる
創建400年の興禅院の山門の脇に、樹齢100年を超える古木の
白木蓮が有ります。 川口市の数少ないハクモクレンの保存樹木として
大切に保護されてます。 見ての通り樹皮は苔むして下株の大きさも

直径50センチはあります。 去年は花の不作の年で
心配をしてましたが、今年は上空に沢山の蕾が見られます。
真っ白な雪冠り、多くの人が来られるお寺様、自然の美しさを

境内からこれからも発信してゆきます。




































今年はどのような花姿を
上空に見せてくれるでしょうか。楽しみです。 朝から安行地区は雨が降り続けてます。
興禅院は去年の10月から本堂の耐震工事が行われてました。 室町時代からの歴史を持つ
お寺様は、ご住職が23代目、大きな転換期に工事を行い、今年のお正月に

間に合いました。 横の見えない場所には揺れ対策の支柱が並び
正面の本堂下には揺れ防止のための設備が埋められてます。
新たなる興禅院様は、新しい年に再び歴史を刻んで行きます。











      




           























春の女神 姫立金花 開花

2020-01-14 | 植物、花

安行地区、振興センターの奥まった
樹木が植栽されてる場所に、毎年数千以上花を咲かせる姫リュウキンカの群生場所に

10輪の花を本日確認、最初の1歩です。湿り気のある土壌でかつ強い植物ですので、さらにこれから
大繁殖をいたします。 
春の女神と言われ外来種ですが、花の少ない季節に緑の葉の絨毯、
金属光沢の黄色の花の美しさは、春到来を感じさせてくれます。












































去年の12月の中旬頃は
全く蕾も見ることが出来ませんでした。 2月から3月中旬には黄色の絨毯を見せてくれます。





     










寒さのピークはこれからですが
自然界はすでに春の目覚めを見せてくれます。しかし残念なことに、細い道を入るので、この場所は訪れる人が居なく
毎年ここから発信をしてます。 ここ何年かで見に来てくれる人が増えました。

























銀杏の巨樹 御神木

2020-01-13 | 巨樹

王子駅のホームからも見える
王子神社の御神木、イチョウの巨樹は(推定樹齢600年、樹高24.2m 幹回り5.2m)

の公孫樹は太いほうの幹は、昭和20年の東京大空襲の爪痕で上部が
折れてますが、今は強い生命力で力強く生き続けてます。
見ての通り根元から幹を上げて千本公孫樹の姿を見せ始めてます。

この場所は隅田川にそそぐ石神井川の旧流水路に当たり音無自然親水公園の
石畳の道の右岸の石段途中に、イチョウの巨樹は鎮座してます。11日の
夕方、帰り道、王子駅を降りて、久しぶりの出会いでした。
































5時近く前に薄暗くなってきました。
常夜燈が灯り始めて趣ある、音無川公園の石組みの道路、さらにこの道の
脇の石段を上がり巨樹を見上げました。  細い小道を進むと王子神社の境内に

出ることが出来ます。 1日でもこの道を通る人はまばらです。
何十年も歩いてきた道ですが、全く変わりません。







      























王子神社の境内には明かりが灯り始めてます。
 境内にはクスノキの巨木が4本鎮座してます。



















    





帰宅途中、京浜東北線のドアから
銀杏の巨樹を見た途端、急に足が動き、閉まるドアから飛び降りてしまいました。








































ブロウメアナ 花満開

2020-01-11 | 多肉植物

我が家の中で一番の強い
クラッスラ属、ブロウメアナ、1年中、雪以外はフェンスに吊り下げています。

8年近く外に出していても毎年、星花を咲かせ特に2018年10月から花を連続
咲かせ始め今でも最長記録を更新して、花を1年以上も咲き続けてます。

夏場の蒸し暑い時期でもわずかに花を咲かせるのを2019年に確認
そして今最高の星花の満開を見せてくれます。 我が家では耐寒性、耐暑性抜群の

ブロウメアナ、今年はどの様に大株の成長を見せてくれるのか。
1つ花は1週間以上咲き続けてくれます。夜半でも花は閉じません。































ルビーネックレスや
今年で10年目の緑亀の卵も我が家では外で冬を越します。緑亀の卵は枝の太さは1cmですが
老木になり、玉が落ち始めてます。しかし春先に毎年を枝に玉を付けます。上部の玉は
去年吹き出した新しい玉です。














    



冬の間にもクラッスラ属は
我が家では太陽に充分当てることで、成長が早まります。過保護に育てることなく
負荷を与えることで強健な多肉になります。













































バラ丸 ツルビニカルプス属 蕾

2020-01-10 | サボテン

 

季節はすでに真冬に入りました。
気温が高めの1月ですが、寒さ厳しい折、サボテンたちは、次々に早春の

花の蕾を上げてます。 ツルビニカルプス属の成長が最も遅い、バラ丸
の状態を載せます。 白刺のゲジ刺、成長点から黒の小さな蕾を

確認できたのが去年の(11月10日)、あれから2か月でこの大きさ
全ての株に蕾付きや、わずかな蕾を付ける株もあり、気難しいバラ丸、
長年育ててますが蕾付きは、夏の光線の強さが左右します。蕾付きからは
晩秋からは冠水を僅かですが行ってます。

栽培が難しいバラ丸は苦労はしますが、咲いたときの喜びは難しいゆえに嬉しさも倍増です。
2か月かけて成長点蕾を大きくしてきました。








11月の小さな蕾























種から作り上げた6年の物の
実生苗です。小さな株ですが大きな花を咲かせるバラ丸です。







      




去年の3月の開花
今年はどの様な花姿を見せてくれるか楽しみです。













その年の開花状態は翌年の
栽培の仕方が左右するツルビニ属、過去の最高の開花を載せて見ます。
今ではとてもこの状態の開花は出来ないと思ってます。伸びあがった蕾を調整して
同時に咲かせるには手間と時間がかかり、昼夜を変えながら蕾の成長を調整する
とても時間のかかる作業です。