心向くまま徒然徘徊紀

思うままに思い、思うままに徘徊し追憶・追記を重ねていきたい。

祖国を思う気持ちとは?=愛国心?

2006-11-14 21:29:09 | エッセイ

 

 

 

 愛国心というものは、

今日から愛国心を持ちましょうといわれて、

もてるものではないですね。



 それなりに、

我が国の歴史や伝統、

これまで受け継がれてきた文化などを知る中で、

いい面も悪い面も知った上で、

しみじみと自分の生まれ育ったこの国が、

それでもすきだな~と実感できることだと思います。



 そのためには、

無理矢理押しつけられたものでは、

湧き出てくるような愛おしさのようなもの、

いざ火急の時に燃えるような情熱など、

でてくるはずがありません。



 また、ある意味で

人を尊敬するように尊敬できるものがあり、

世界の多くの国から

大切に思われるような国、

尊敬されるような国でないと、

なかなかそうはならないと思います。



 世界に誇れる国という場合でも、

単に力が強い、

裕福だというだけでは

世界の人々から慕われ、

尊敬される国にはなれないのではないでしょうか。

 

 これからの時代は

その意味で

国際関係はますます深まるでしょうから、

独りよがりで、

国際関係の中で

恥ずかしい思いをするようでは、

自分の国は好きにはなれないし、

まして愛する国にはほど遠くなるでしょうね。



 やはり、どんな国に対しても

こびへつらわない、

弱いものいじめしない、

どんな人にも

思いやりのある国と確信できるとき、

 

”こんな祖国を持って幸せだ”、

と思うとき

 

誇りも、

しみじみと

湧き起こってくるものだと思います。


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