下の娘には3人の子供がいます。
その末っ子の話です。
生まれてから一歳半くらいまでは
何時も木で作った柵の中に入れられていました。
その内成長して、ハイハイするようになっても、
危ないので柵からはなかなか出してもらえませんでした。
伝い歩きするようになっても、
「檻」からは出してもらえないので檻の格子をつかんで
大騒ぎしていました。
上の孫達お兄ちゃんとお姉ちゃんが
パパと公園やお買い物にお出かけするときは、
何時もママとお留守番でした。
それはそれは大騒ぎでした。
柵を力一杯ゆすり、「大泣き」でした。
でも、ママに孫娘に「あんたは小っちゃいからね!」
「大きくなったらね!」と
言い聞かせられママとお留守番でした。
あるとき爺・婆が訪問したとき、
檻の中から抱っこをせがみ、仕方ないから抱っこすると、
急にいやいやして泣き出し、「ママ~!ママ~!」と叫ぶ。
どうしたのかな?思っていると、
其れはママの所に連れて行け!と主張しているようでした。
ママに手渡すと上機嫌でした。
こういうときもこんな赤ん坊が知恵を使うとは!
1歳半になった頃にやっと一人歩きができるようになり、
知恵もついてきたのか、
柵のドアに鍵を掛けてあったが、
いつの間にか内側から外に手を出して、
鍵を開けてしまうようになっていました。
直ぐに見つかって、中に戻されていました。
戻されるたびに、やはり大泣きしていました。