トランプ旋風の動きは、
今後今の世界経済の動向を正しい方に導いていく
と言うことを述べているのではない。
この状況が
世界の人々と、
世界経済の動向の現局面を正しく反映している
と強調したいだけである。
一部の富めるもの達だけが
グローバル企業だけが金融資本の殆どを掌握し、
残りの大半を占める数十億の世界の人々が
極わずかな残りの富を奪い合い、分かち合い、
ひしめき合っていることの重大さに警鐘を鳴らしているのだ。
これは、USAや日本は典型的なものだが世界にまたがっている。
このような状況の下で
排外主義的ナショナリズムは
第一次大戦、第二次世界大戦を生み出した。
今日グローバリズムという名の下に
古くて新しいものだが、
新しい装いの元に現在の危機的状況を描き出し始めている。
其の焦点に東アジア問題が脚光を浴びようとしている。