最近のマスコミの報道を見ていると
ちょっと見た目には客観性を装っているように見えるが
よくよく見ていると一方的な報道であったり、
一面的な見方からの報道である場合がよくある。
参考 http://blog.goo.ne.jp/rojinto_goken/e/ffb2ba9dfe890ac5ad1cbf57ed5c4a4e
震災復興担当大臣に就任した松本氏が、
現地に赴くや否や
辞任に追いやられてしまった。
確かに言葉尻だけをとらえてみると
乱暴な言動だし、上意下達式で
被災民に対してひどいことを言っているようだが、
実際は知事に対する要望、要請なのだ。
被災民に直接言い渡している言動ではないのだ。
第三者として言わせていただくなら
国に対して被災者が本当に困っていることを
相手に理解していただいて
援助を今すぐにでもしていただこうとするなら
言葉尻などとらえて文句を言っている暇などないはずである。
それよりもたとえ一分でも待たせずに、
一刻一秒を争う被災者のために、
実質的な援助をいただくことが先決のはずなのだ。
にもかかわらず、
マスコミや反対者は震災に対する代表を
何の実利をも
被災民に与えることをさせずに辞めさせてしまった。
辞めるということは、それによって時間的にみても
また、その前に振り出しに戻ってしまったのだ。
昔、戦国時代に上杉氏は苦境に立った時
兼続は応援をお願いするのに丸腰で
命がけで隣人に
応援を頼んだというエピソードがあった。
それはなぜか?
自分の家臣や農民の命がかかっているため
それだけの決意で臨んだということである。
今回の場合もどちらが援助していただきたいのか明らかなのだ。
また其の上、
どちらが支援する立場なのかも明らかなのだ。
また、
国が現地に赴いていることを見ても
一方的に非難できることではないことは明らかなのだ。
非常時は軍隊式の組織規律は常識だと
私は子供のころ教わったことがる。
言い方が悪いとか、
態度が悪いとかは後回ししてでも
批判できるはずなのだ。
そういう意味で今日でも再び行間をよむことが
不可欠の時代になりつつあるようだ。