国内企業は消費が減退すれば生産を縮小するか、
賃金を下げる(パート、アルバイトを増やす)か、
店舗を合併によって大きくし人員を削減し、
スケールメリットで利益を上げるしかなくなる。
ただし、インフレ政策(ターゲット2%)を採用しているので
価格上の見かけの売り上げは上がる可能性がある。
国内で、
全体としての拡大再生産(量、価格ではない)はできない、
もしくはブレーキがかかっている。
にもかかわらず、
企業間競争は激烈化し企業の潰し合いは果てしなく続く!
国内総生産はじり貧状態(各企業間・産業間では売り上げの過多有り)
が毎年繰り返される!(国民の消費額に限界がある)
繰り返されるけれど、
企業間格差はますます拡大されるだけだ。
この二つの同時進行が日本経済をどこに導いていくか!?
全体として、
このまま進行すれば(抜本的な政策の変更が求められる)
日本経済は長期のデフレスパイラルに陥るだろう!
デフレが停まるころには、
日本経済は低開発国並みの低賃金国に低下しているだろう!
グローバル経済における南北問題は
ある程度そのころは解消しているだろうが、
国内では長期的にみれば輸入もままならなくなり、
さらに、その彼方に金融大恐慌が待ち構えている。