心向くまま徒然徘徊紀

思うままに思い、思うままに徘徊し追憶・追記を重ねていきたい。

老人の命と暮らしの現状は?

2017-02-08 21:38:54 | 社会経済

 

 何故消費が全体として落ちているかの大きな要素は、

近年団塊世代がここ4~5年の間に65歳を超え、

その間毎年現役から年金生活に変わり、

そのため大幅な年収減を毎年繰り返し、

その5年間ほどの団塊世代のトータルの消費高は

大幅に減少しています。

 

 従って、

その間毎年4~5年程企業は大幅な利益を上げ、

現役世代が少々賃上げの恩恵を受けても

追いつかないものがあるのは当然のことです。

 

 65歳から70歳位の平均年金は

今の75歳~85歳くらいの老人達の半分くらいに

下がっているからです。

 

 物価も消費税も上がっているのに

下がっているのは年金だけで、

健康保険料も介護保険料も

逆に大幅に上がっています。

 そのうち生活破綻する老人家庭が

続出するに違いありません。

 

 その割に大手マスコミは

これらについて黙りを決め込んでいるようです。

国内の消費を支えているのはこの低年金の老人達が

国内消費の土台を支えていると言っても過言ではありません。

他の9割を超えるお金は日本の金融資本とグローバル化した大企業が

海外で動かしています。

だから内部留保が毎年10兆円を超えるほど

積み上がるのです。

金持ち老人の宣伝は御用学者の世論操作の結果です。

 

 億万長者の金持ち老人は1%以下で、

それが老人の平均収入を大幅に引き上げています。

 *** 最近読売新聞はそのことには、口をぬぐって老人の平均年収を

     単純平均し、またもや老人の預金や住宅をかすめ取ること、

     安いなけなしの年金を更に減らすことで、政府や若者達を

     煽っています。1%以下の億万長者を差し引けば老人の年収は

     多分1/3位に大幅に下がるはずです。

若者はこのことで惑わされ、本質を見失わないでくださいね。

くれぐれも見間違えないように!

 


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