心向くまま徒然徘徊紀

思うままに思い、思うままに徘徊し追憶・追記を重ねていきたい。

誤って旅客機をミサイルで撃墜-悲惨な惨劇の責任とは?

2014-07-26 07:08:44 | 国際政治

 

この撃墜という残虐で悲惨な事件は

なぜ起こったのか?

 

いい加減な報道、

国民の目を欺くような報道は

やめてほしいと

思うのは私だけか?

もし非難されるとしたら

撃墜に至る内戦が

なぜ起きたのか?

 

誰によって

引き起こされたのかは

一顧だにされていない。

 

内戦の真っただ中では

誰が考えても

そういう撃墜の危険性が

引き起こされる可能性が出てくる

ということは簡単に分かることだ。

 

当事者双方に

向けられるのが当然の話だ。

http://www.dcsociety.org/2012/info2012/140719_2.pdf

また真の戦争の当事者、

その原因を引き起こしたものまで

さかのぼって追及されるべきものだ。

 

 

ウクライナでは

かって、右に左に、あるいは

西に東に揺れながらも

かろうじて

選挙による政権の獲得ということが

守られていた。

 

最後の政権ヤヌコビッチ政権は

西に東に揺れながらも

また、

西側に負けたり勝ったりで

でも

選挙という民主主義的方法を

かろうじて守っていた。

 

どうにか東西のコミュニケーションも

この中で行われていたということだ。

 

戦争では何の理解も

和解も起こらない。

 

所が

冬季オリンピックの真っ最中に

着々と謀略は2、3年がかりで進められていたという。

 

ウクライナ民族主義者を中心に

ネヲナチス主義者なども含んでいるという

右翼セクター武装集団などが

ヤヌコビッチ前政権の治安部隊や警察隊に

対抗していた。

 

広場には約10万の大衆が

前政権の腐敗やEU加盟公約反故

に対する抗議集会を開いていたという。

この集会そのものには何の問題もない。

 

問題は

その裏で2、3年がかりで欧米側が

8000億円からのお金をつぎ込み

前政権の転覆を図っていたという。

 

此処までは

ロシアに代表される政権も

ヤヌコビッチ政権に似たような後押しを

していたということではあまり変わりないと思われる。

 

問題は

ヤヌコビッチ政権を倒した

 当日起きた不可解な出来事であった。

スナイパーと呼ばれる狙撃手を

利用した暗殺テロ行為である。

 

このスナイパーが混乱に乗じて

大衆と治安部隊双方に向けて発射され、

20名近くを射殺したということである。

 

また

それに乗じて武装集団右翼セクターが

蜂起し、

10万の大衆を巻き込んで事態は最高潮に達した。

 

 

この行為によって国民の怒りは

最高潮に達した。

 

このクーデターが起こる前に

近いうちに

政権は解散し、

大統領選挙を改めて行うことになっていた。

 

にもかかわらず、

当政権はあっという間に崩壊し、

ヤヌコビッチはロシアに亡命し、

右翼セクターを先頭に

米欧派の野党側によって

暫定臨時政権が樹立された。

 

所がこれが

そのスナイパーの射撃が

前政権側によって引き起こされたものではなく

野党(暫定政権)側のある有力者の指示によって

引き起こされたものだということが

明らかにされた。

 

また

この新政権の閣僚候補の選別・擁立が事前に

米政権の国務省次官と

野党側の有力者によって

取り交わされていたというのだ。

 

これらの

政権の強引な政府転覆が

これからの東ウクライナの悲劇、

悲惨な運命の始まりであった。 

 

この過程でハリコフでの惨劇やオデッサの悲劇も起された。

偏向した報道の中では報道もされていない。

 


コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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mikki-21331kさんへ (のぶまつ)
2014-07-27 14:09:28
数あるブログから私の「日暮らし通信」を選んでいただきまして、有難うございます

マレーシア航空17便の撃墜事故には憤りを感じることばかりです
でも何故あの紛争地域上空を飛行ルートにしたのでしょうか?

これからもよろしくブログでお付き合いください
返信する
Unknown (mikki-)
2014-08-01 12:43:17
コメント有難うございます。
こちらこそどうかよろしくお願いします。
返信する

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