この凶悪なイスラム国は
正直に言って
あれよあれよといつの間にか
出来上がってしまったという観がありますね!
でも、私にとってはこの国は
どさくさの中で
必然的に出来上がってしまったのでは?
と思ってしまいます。
やっぱりという気がするのですね。
アフガンがカオスになり
イラクがカオスになり
リビアがカオスになり
今、
イラクの隣国シリアがカオス状態に
導かれています。
更に、
ウクライナに飛び火しています。
ふつうこういう戦乱は
どこかにこの長い戦乱の中で
たまり場が出来上がっていくんですね。
一度壊してしまうと、
しっかりしたケア・手立てがないと
その仇花が
悲惨さ、残酷さ、破壊と、
その程度に応じた仇花が
憎悪・残酷さ・悲惨さ・悲涙とともに
出来上がってしまうこと
そのような状態・社会が
必ず出現するという予測はつくはずです。
* それをカルタロスの世界とでもいうのでしょうか。
またそういう行為を決断するそのレベルの人々は
それにふさわしい責任を持つべきだと思います。
そのことなしに
建国の理想
(自由、平等、博愛は形式で有ってはならない)と
緻密で厳格な
その建国のプロセスを
厳格なコントロール化(ファシスト的な厳格性ではない)
において実施することは不可欠でしょう。
わが祖国の維新革命においても
それを成就した西郷隆盛たちは
その後に押し寄せるものを予想していました。
幕府を廃止し廃藩置県を実行し士農工商を廃止し、
その為
巷に身分特権を失った士族たちが膨れ上がりました。
「征韓論」などで
そのエネルギーをそらすことに失敗し、
故郷に帰り、
「佐賀の乱」「秋月の乱」「西南の役」など
一連の乱を起こし
自らの作り上げたものによって
露と消え去りました。
そういうことなしに新しい夜明けは来なかったのですね。
”悟りの退却”なしには不可能だったということでしょう。
すみやかな回復をおいのりしています。