京都逍遥

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御射山自転車駐車場

2010-11-14 00:13:35 | まち歩き

話題のLAQUE、コトチカに行くなら、御射山自転車等駐車場が便利。東洞院通六角下る御射山町の、御射山(みさやま)公園地下にある。

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写真は、東洞院通に面した入口。

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システムは先斗町や富小路六角の駐車場と同様で、料金も同じく一日150円。収容数は、両者のほぼ倍で、自転車887台+原付121台。

出かけるため調べてみるまで気づかなかったのもそのはず、つい9ヶ月前にできたばかりらしい。

京都市情報館(http://www.city.kyoto.lg.jp/kensetu/page/0000075579.html

京都市駐車場案内(http://www.kyotopublic.or.jp/annai/annai2/index.html#misayama

「御射山」という地名が珍しく、読み方がわからない(京都ではよくある)と思って検索してみたら、諏訪大社にゆきあたった。諏訪大社で御射山祭(狩猟神事)を行うため、上社・下社に設けた場所を「御射山」と称したらしい。諏訪大社を勧請して江戸時代には「御射山町」と呼ばれたことが『拾遺都名所図会』で確認できる。

「御射山諏訪大社:東洞院通六角の南、御射山町人家の奥にあり。信州諏訪明神を勧請す。鎮坐の年記詳ならず、毎歳七月廿七日祭式を修す。(『拾遺都名所図会』1787年)」

日文研HP(http://www.nichibun.ac.jp/meisyozue/kyotosyui/page7t/km_01_114.html

また、諏訪の神を勧請し江戸時代に「諏訪町」と名づけられた場所も、五条南にある(今の上諏訪町・横諏訪町・下諏訪町)。

「諏訪社ハ五條の南二町諏訪町ニあり。祭所信濃の国諏訪の社と同神なり。〔獣肉を喰ふもの此社の神箸をうけて食す、汚穢なしとぞ〕(『都名所図会』1780年初板・資料は1786年再板)」

日文研HP(http://www.nichibun.ac.jp/meisyozue/kyoto/page7t/km_01_110.html

現在、龍谷大付属平安高・中のすぐ西には諏訪神社があり、一帯を諏訪開町という。諏訪の神は、人気だったのだ。

LAQUEもコトチカも一通り見、コトチカの成城石井でベーグルやパウンドケーキをいくつも買って帰った。オリジナルのプレミアムチーズケーキが美味しかった。

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