【続きです】
うーむ、当時のように再現されている石垣とは言え、野面積みのこの荒々しさが堪らない。
曲輪への出入り口は虎口と呼ばれるそうだ。
この冠木門を潜ると…
そこには広大な広場。
奥には氏照が執務などをしていた建物の礎石が残っている。
隅に移動して、その全貌を捉えてみるが、この写真じゃ伝わらないw。
この広い空間に我一人。
爽快な気持ちになる。
ここで15分ほど休憩。
礎石とオオイヌノフグリ。
そしてまた石垣。
苔にも注目。
ここにもオオイヌノフグリが。
いいねぇ。
ずっと見てても見飽きない。
さてと…
そうそう、御主殿を離れた先には御主殿の滝と呼ばれる小さな滝があるのだが、川は枯渇しているし、何より悲しく恐ろしい物語(下記参照)があるので割愛しました。
これにて八王子城跡攻めは終了!。
バスで高尾駅に戻り、続いては裏高尾の梅散策へ。
小仏川沿いの遊歩道梅林。
残念なことに盛りは過ぎてしまっていて、見応えなし。
それでも散策をする人や、カメラを向ける人が何人も。
一応、押さえておこう。
駒木野にある小仏関所跡。
ここの梅も既に淋しい状態。
かなり歩いたのでお疲れモード。
駒木野庭園で一休み。
そして、旧甲州街道をテクテク歩き、駅付近まで戻ってきた。
こんな隧道があったんだ…。
時刻は午後3時前。
ん?、間もなくあの店の開店時間じゃないか?。
喉も渇いたし、美味しいクラフトビールを一杯飲んでから帰るとするか…。
はい、また来てしまいました。
駅前にある高尾ビールタップルーム『ランタン』。
しかも口開けの客だ。
所望したのは Lantern Belgian White。
うーむ、美味い。
疲れた体に沁みる。
ややハードだった高尾散策の締めに相応しい一杯でした。
ごちそうさま!。
さーて、次は滝山城址攻めかな?。
【御主殿の滝】
八王子城の落城の際、城内にいた北条の婦女子らがこの滝の上で自刃し身を投げた為に、その血で川の水が三日三晩赤く染まったと伝えられている。