9月2日、タブロイド版の夕刊紙、『夕刊フジ』を実に久しぶりに手にした。
何故ならば…
まずは、この8月29日の木村弁護士のツイートを見て驚いたのですよ。
えっ、椎名さんがコロナ感染だって⁉️。
全く知らなかったから、大いに慌てた。
いや、慌てたって何が出来る訳でもないのですがね。
木村弁護士のツイートには「大事には至らず良かった」とあるから、今はもう元気に復活しているのだろうけど、いやいや、どんな状況だったのだろう?と大変気になった訳ですよ。
で、数日後に椎名さんのHPでもある『椎名誠 旅する文学館』のツイートでもコロナ感染に触れてた。
「そうだよ、夕刊フジに毎週コラムを書いてるじゃないか。先ずはこれを読まねば!」と思い立って仕事帰りにコンビニに飛び込み購入したのでした。
こちらがそのコラム『街談巷語〜新型コロナ感染からの必死の生還⑥』。
えっ、もう6回目?。
って事は、発症?感染?したのは随分と前のことだったんだ⁉️とまたまた驚いた。
そこで『旅する文学館』のツイートを遡ってみると…
おぉ、椎名さんのコロナ感染に関する最初のツイートは7/29じゃないか⁉︎
いやはや、すっかり見逃していた。
これはファンとして大失態だ。
で、肝心の記事から幾つか抜粋してみよう。
「入院して四日目に体のあちこちに滞留していた痛みと熱っぽいものがぐわぐわ抜け出していくのを感じた」
「入院した当初は…実に良く眠れていたが、今は真夜中にいきなり目が覚めてしまうのが困りもので、恐怖でもあった」
「壊れていた頭の中の思考能力がようやくポツリポツリと復活してきたらしいけど、そうなるとベッドにハリツケになって何か考えることぐらいしかやることはなく、これが実はそれから後の入院生活で一番辛いことになっていく、ということを知ったのだ」
「ストレッチャーに乗せられ救急車で運ばれるとき、半ば死んだようなぼくの顔を見て妻はぼくはもう当分帰宅できないだろう、と思ったらしい」などなど。
うーむ。
77才になる現在も昔からの習慣でスクワットや腹筋で体を鍛えることを怠っていなかった椎名さんであるが、その強靭な体を持ってしてもやはりコロナには勝てなかったばかりか、相当に精神もすり減らしてしまったことが伺える。
いやはや、恐るべしコロナだ。
この記事とは別にHP『旅する文学館』にて二代目の館長に就任したばかりの竹田氏(雑魚釣り副隊長)との対談、
『最近のシーナ』でもコロナ感染について触れている。
救急車で運び込まれたのは『東京女子医大病院』であるとか、最初はピスコ(ペルー原産の葡萄果汁を原料とした蒸留酒)の飲み過ぎで気分が悪くなったのがキッカケだった⁉︎、とか。
何はともあれ、自宅から救急車で病院へ搬送された訳だから、一枝さん(奥様)もさぞかし気が動転したことだろう。
そして、無事に入院生活を終え、現在は元気になってビールなど飲みながら竹田新館長と対談してるのだから、特に心配はないのかね。
良かった良かった。
【蛇足】
本日(9/9)も椎名さんの『街談巷語』が載ってる『夕刊フジ』の発売日。
はい、迷いなく仕事帰りにコンビニで購入しましたとも。
残念ながら読み逃した①〜⑤については、後に書籍化される時までの楽しみとしよう。
つきましては、椎名さん、今後も無理しない程度で頑張って下さい!。