2009年、日本で初めて『プラムポックスウィルス』が見つかり、2014年にはすべての梅の木を伐採した『吉野梅郷 梅の公園』。
これはとてもショッキングな出来事だった。
その後、『吉野梅郷復活!』の報を待ち望んでいたのだが、再植栽された梅の木がまだ小さいながらも健気に花を咲かせているとのTwitter情報を得て、仕事の定休日を調整した上で青梅線に乗り込んだ。
【吉野梅郷が復活するまでは、地元の公園の梅林に加えて、裏高尾の梅林などを散策しておりました】
さてさて。
青梅線の下車駅は『日向和田』。
恐らく初めて降り立った。
先ずは駅前で散策地図を確認。
自動改札脇に「ご自由にお取り下さい」と並べてあった梅まつりのパンフも手に取る。
さぁ、『梅の公園』までは歩いて15分ほど。
天気もまぁまぁ良いし、のんびり行きましょう。
多摩川の橋を渡り、吉野街道へ。
更に歩を進めると…
おー、前方に見えて来ましたな。
『梅の公園』入り口。
では、園内へ、
ふむ、こんな梅が咲いているのだね、
やはり高い所から全体を眺めたいので、高台の東屋(3ヵ所あったかな)を目指して歩く。
1本1本を間近で眺めると綺麗に咲いてはいるのだけど、こうして眺めるとやはりスカスカ感は否めない。
再植栽からまだ日が浅いから仕方ないのだけれど。
1番奥にある高台から俯瞰してみた。
陽の当たる斜面ですくすく育て❗️。
しかし、これらの木が大きくなるには何年掛かるのだろう?。
それぞれの梅には名札が付いているが、品種には拘りなし。
桜もそうどけど、やはり白い梅に惹かれる。
この角度からの眺めが良かった。
奥に東屋が見えるね。
梅の他にも色々咲いていたが、この黄色の『サンシュユ』が際立っていた。
おっと、『スイセン』も。
ふむ、昔はこんなに見事だったのだね。
この姿に戻る事を願っている。
枝垂れ梅も。
下に降りて来た。
去り際の1枚。
名残惜しかった…。
散策ルートにはあちこちに道標が。
助かります。
『岩割の梅跡』。
説明を読んだけど、良く判らずw。
そう、『ミツマタ』もアチコチに。
こんなにじっくり見たのは初めてかも。
『即清寺』とな。
古いなりの趣きが。
『吉川英治記念館』はスルー。
なんせ『宮本武蔵』も読んでないからね💦。
さぁ、散策も終盤に。
吉野街道をテクテク歩き、多摩川を再び渡る。
そう、最近になって高所が苦手になったのだ。
お尻がムズムズして、足がすくむ。
青梅街道まで戻ると…
こんな古びた書店を発見。
『多摩書房』ですと。
店頭には新刊雑誌が並んでいた。
何とも興味をそそる佇まいだが、帰りの電車の時間が迫っていたのでやむなくスルー。
帰路は『二俣尾駅』から青梅線。
午後の早い時間に帰宅出来たので、その後はゆったり。
いやぁ、初めての『吉野梅郷』、一度はウィルスにやられてしまったけど、地元の方々の努力で復活していた様に感激。
また5年後位に訪問しますかね。
【本日の1枚】