井の頭線に揺られ、降り立ったのは…
…井の頭公園駅。
前回、降りた時もこんなに綺麗だったか?。
もう35年前の記憶と混同しているw。
東側の公園入口だね。
池の南岸をテクテク歩いて狛江橋。
出番を待つスワンボートが浮かぶ井の頭池。
振り返れば井の頭自然文化園の水生園の入口。
ここが本日最後の目的地でして、お目当ては『ヤマセミ』。
そう、Twitterにここのヤマセミが飼育員から餌をもらうシーンが動画で挙げられていたのを発見し、「おー、井の頭公園にヤマセミがいるんだ❗️」と大変喜んだ私。
はい、好きなのです『ヤマセミ』。
カワセミも美しいけど、『ヤマセミ』もなかなか素敵なのです。
あっ、アカショウビンも好み!w。
で、渋谷からの帰り道だったし、丁度良い機会だったので来た訳です。
取り敢えずは他の動物には目もくれず、水生物館を目指します。
そして…
ここがヤマセミのいる水槽だ。
水の中には小魚が泳ぎ、水面にはカイツブリ。
時々、潜って小魚を捕獲してる。
で、肝心なヤマセミの姿が見えないのだが…
すると、きっと何度も見に来てるであろう若者が「水槽の上の電気の配管辺りにいるんですよ、殆どそこにいて、なかなか降りて来ませんよ」って。
視線を上に向けると…
おー、本当だ、いたいた。
これが初めての生ヤマセミとの対峙。
ちょっと感動的ですらある。
このヤマセミ、奥多摩の方で捕獲されてここに運ばれたらしい。
こんな狭い水槽じゃ可哀想だけど、これも仕方なし。
せいぜい来園者を楽しませて欲しいものだ。
それにしても本当に降りてこないな。
これでは全く来た甲斐がないじゃないか!。
水面のカイツブリを見ていても大して面白くないし。
って事で、10分程で根を上げて他の生物を一回りして見てくる事に。
って、わざわざ写真に収めるようなのはいませんでしたね。
唯一、目に留まったのは…
このトウキョウダルマガエル。
それとニッコウイワナ。
これくらい。
トホホ感満載の展示です。
で、あっという間にまたカイツブリの水槽に戻ってきた。
5分ほど見ていたが、ヤマセミが降りてくる気配はない。
うーむ、残念。
しかし、ここで簡単には諦めないのです。
時間はまたまだあることだし、幸いにもすぐ後ろにベンチがあるじゃないか。
ベンチに座って降りてくるのをじっくり待てば良いのだ。
で、持ってきた文庫本を開いたり、iPhoneであれこれチェックをしたり。
で、その瞬間は急に訪れた。
ふと水槽を見上げた時に、何やら黒い物体が上からバサバサ降りてきたのだ。
おー、間違いない、ヤマセミだ!。
速攻でベンチを離れ、かぶりつくようにその姿を目で捉えた。
そして、抜かることなく写真を1枚。
うむ、角度が悪いな、場所を変えねば。
これでどうだ⁉︎。
見事に美しい姿を捉えたじゃないか!!。
餌の金魚を咥える瞬間も。
バタバタと振り回して気絶させてるのだろうか。
こんな行動を繰り返し、合計5匹の金魚を飲み込んだ。
食事が終わって満足げな様子。
いやぁ、ただ見られただけじゃなく、食事の様子まで見られるとは!。
あっ、抜かりなく動画にもとってあるので、それは YouTubeチャンネルでご視聴あれ!。
いやいや、初めてのヤマセミとの邂逅、感動的でありました。
さーて、帰ろう。
帰りがけに檻を幾つか覗くと…
ゴイサギがいた。
アオサギもいた。
最後に七井橋から池を臨む。
スワンボートが大活躍だ。
いせやの焼鳥の煙と臭いを横目に吉祥寺駅に急いだのでした。
はい、これにてこの日のレポート終わり!。