tapestry

超犀門的日常身辺雑事控

from Musashino
since December 8, 2009

イラスト展『クスミさん』

2021-07-30 | イベント



『ブルーインパルス』を楽しんだ後、電車で信濃町へ移動。

大通りから少し入った閑静な住宅街に突然現れるのは『アート コンプレックス センター オブ トーキョー』。
前回(2年前)も久住さんの個展で訪れたのだよね。

今回の個展はこれ。
題して『クスミさん』w。
そのまんまやん。


中は撮影不可なので、オフィシャルサイトから写真を1枚借用。
これで雰囲気は分かるかな?。
ギターもウクレレもあるね。

その他には…

【資料画像】
「イラストが出来た!」や、「ギターが完成した!」とのツイートに添付されていた写真もお借りしておこう。

小さなキャンバスにアクリル絵具で丁寧に描かれた風景画、町の中に潜んでいる昔ながらの食堂、ミュージシャン(↑は Neil Youngで、既に売れていた)…などなど。
どれも決してごちゃごちゃ描き込んでない、何だかホッとしてしまうような穏やかな作品ばかりだ。
そして、このテイストが大好きなんだな。

そんな風に狭い画廊内を何周も見学していると、突然入り口付近でスタッフらしき人が「はい、御本人があと20分程でお着きになるとTwitterにあげてるので、その頃いらしていただければ…」などと電話してるじゃないか。
「えっ、久住さん本人が来るのか?」。
慌ててTwitter確認。
こう言う動きは素早いのだ。

なるほど、確かにそう呟いてらっしゃる。
うーむ、こんなチャンスは滅多にない、待とうじゃないか…。

そして本当に20分後に本人が現れた!。
いやはや、感激。

物販をしているテーブルに座り、新刊本にサインを始めた。
おっ、ツーショットの写真までOKだと言う。
これはもう新刊本を買って、サイン入れてもらって、勢いで写真も撮って頂こう!。

で、新刊『麦ソーダの東京絵日記』を手に取り列に並ぶ。
そして…会計を済ませた本を差し出すと…「あっ、お名前は…」と生の声w。
うひひっ。

そうだ!、iPhoneに保存してる写真も見せなくちゃ。
某楽器展での久住さんと自分の友人が写った写真をお見せし、「これ、憶えてますか?」と。「おーっ、…これはいつだっけ?」などと会話を交わしたが、その友人に関してはどうやらピンと来なかったようだ。
実は八王子でギター・ウクレレを作ってるルシアーの志茂くんだったんどけどね。

その他、Twitterでは何度も会話をしてること。
ほら、ラリー・カールトン が来日した時にもギターの話をしたじゃないですか。
鯵の握りにハイボールは合うのか?なんて話しもしたじゃないですか。
小金井の古い銭湯を巡った話を本で読んだ時、その感想を共有したじゃないですか。

…なんて具合にもっと話をしたかったけど、列の後ろには何人もの人が待ってたので志茂くんのネタだけで🔚。

無駄口は控えて、本に名前を入れて貰い、簡単なイラストまでサササッと。
そして、最後に念願のツーショット写真!。

「3枚ほどお願いします」って言ったら、久住さん笑ってたw。

買った本はこちら。
扶桑社刊、1540円

表紙を開くと久住さんのサインと犀門の名前とハット君?のイラスト。
わははっ、こりゃぁ、宝物だぞぃ。

狭い画廊は廊下の方まで混雑して来たので、長居は無用!と外へ。
相変わらずのピーカン青空。
ジリジリ陽射しが肌に痛い。

帰りは新宿通りに出て、いつも通勤で使ってる駅から帰路へ。

ふうぅ、実に楽しく有意義な1日であった!。
















【おまけ】
久住さんとの秘密のツーショット写真。
この位の小ささで良し!。
同じ1958年生まれ。
早生まれの犀門が1学年上なのだ。


ロコモア生活

2021-07-30 | 独り言



ちょいと古い話になります。

あれは3/26だったかな。
同級生3人と神奈川県秦野市の弘法山ハイキングを予定していたのよ。
コロナ禍ではあったけど、桜の季節でもあり、『少人数での低山歩き』なら気晴らしにもなって良いかな?ってな気持ちでね。

ところが、その決行日の4日前から右足首が急に痛みだしてね。
3/15に八王子城を攻めた時には何でもなかったのに、またまた嫌なタイミングでの痛み勃発だったのです。

で、同級生にその旨を伝えつつ様子を見ていたのだけど、痛みが治るどころかますます酷くなってね。
はい、詫びを入れ、泣く泣く中止を申し入れたのでした。
ホント、楽しみにしていたのに迷惑掛けてしまいました。
ごめんなさい。

そう、そして同級生に「ちゃんと医者へ行けよ!」とも言われたので、少し歩けるタイミングになってから(けど痛みのあるウチに)医者へ。

(診断結果については不記載)

そして時間は少し流れ…。

痛みがなくなり、社会復帰も果たした段階でサプリメントを取り入れる事を真剣に検討し始めました。

そして…あれこれ悩んだ結果…

6月からこれを試すことに。
サントリー ロコモア』。
足首だけでなく膝も時折り腫れと痛みに襲われるからさ。

[効能]脚の筋肉を力強くサポートする『ダブル筋肉成分』…注目の成分であるアルセリンとケルセチンプラスの脚の筋肉の血流を改善する作用・筋肉の萎縮を抑制する作用が筋肉に働きかけ、力強く歩き続ける力を実現。
ひざ関節のスムーズさを支える『ダブル軟骨成分』…選び抜いたグルコサミンとコンドロイチンの軟骨保護作用・炎症を抑える作用がひざ関節に働きかけ、スムーズでしなやかに歩き続ける力を実現。

1ヶ月目はお試し料金で安かったけど、翌月からはなかなか強気の料金設定になっているのが厳しい。
けど、1ヶ月分を試しただけで効果が出るとは思えないので、何とかやり繰りして7月分も購入。

そして7月もそろそろ終わり。

この『ロコモア』が果たして効いているのか、たまたま痛みの周期?が来てないのかは定かではないけど、ここんとこすこぶる調子が良いのよ。
それだけで嬉しいのだ。
『ブルーインパルス』も観に行けたしね。

おっと、そろそろ8月分も手配しないと💦。

はい、それだけの雑記でした。
お粗末。



【追加】
それでもどうしても痛い時にはこれだ!。


『バンテリン』!!。
これは気休めっぽいけどね💦。




東京の大空に…

2021-07-28 | イベント



この日(7/23)は東京オリンピックの開会式に先立って航空自衛隊の『ブルーインパルス』が東京の上空を飛んだ。

飛行経路は21日の予行と同じ。
事前にその地図を入手し、何処で見るのが良いかを検討し、東京駅の丸の内口を選択。
ここなら頭上を2回跳ぶ。
背景になると思われるビルの感じも良いし。

そして…

10時半過ぎに東京駅丸の内口に到着。
まだ2時間も前なので閑散としているかと思いきや、駅舎を正面に見る場所には早くもカメラを抱えた人達が大勢座り込んでいた。
いやはや、ご苦労様です。

念の為に皇居前広場もチェックしておく。
空は広くて良いが、駅舎からかなり遠いのが難点。
やはり駅方向へ戻ろう。

信号待ちの間に『桜田巽櫓』を。

左は『パレスホテル』
右は『丸ノ内ガーデンタワー』だって。

そして『丸ノ内Beams』へ寄り道。
梅雨時に買い損ねた物を探しにね。
季節が外れたので隅っこに追いやられていたが無事に購入。


で、そのビルの3階から駅前広場を見下ろすと、まだ人の数はそれほどでもない。

さー、まだ時間は早いけど下へ降りて木陰に座ってその時を待とう。

12:20、ブルーインパルスが待機していた入間基地を飛び立ったとのTwitterを確認したので移動。

場所確保。
駅舎もバッチリだ。

時間が迫ると、この群衆に。
完全なる『密』だよ。

そして、まずは後方の皇居の更に奥の新宿方面を通過するので、そちらをチェック。

やがて「おーっ、来たぁ!」と歓声が上がる。
しかし新宿方面は雲が多く、スモークがハッキリ見えない。
一応、動画も撮ったけど、とてもYouTubeにはアップ出来ないクオリティ。
なので、切り取り画像を1枚。




そして、そして…

遂に丸の内の上空に6機の編隊が!。
慌てず焦らず動画を回す。

これも動画からの切り取り画像。

たなびくスモークも。

そして、数分後には北方向から再飛来!。












ほぼ真上を編隊飛行。
青空にカラースモークが映える。

あー、素晴らしいじゃないか!。
歓声もひときわ大きい!。
やはりいいねぇ、ブルーインパルスは。

暑い中、長い時間待って、お目当ての飛行はほんの僅かだったけど、充分に満足。
これだからブルーインパルス好きは辞められない。
俄か、だけどね💦。

この日の飛行経路。
場所によっては3回も見られたそうだよ。


✴︎動画はYouTubeに2本アップしてあるので、アカウント『naranja5051』からどーぞ。


解体撤去の危機

2021-07-20 | 散策



「中央線三鷹駅近くの古い跨線橋が存続の危機に直面している」とのニュースを今年の春に耳にした。

今から92年も前の昭和4年(1929年)に完成したこの跨線橋。
現在の所有者であるJR東日本は年間に3500万円掛かる維持費が経営を圧迫してる事から地元の三鷹市への譲渡を打診したが、三鷹市も財政難を理由にその話を断ってしまった。

あの太宰治が好んで訪れていた事でも有名だし、車両センターに隣接してるので電車好きには堪らないスポット。
そして、近隣の幼稚園児の散歩のコースにもなっているんだよね。

JR東日本、企業努力で何とか残してくれよ…。

という事で、いつ撤去作業が始まるかも知れないので、酷暑の定休日(昨日ですね)に三鷹へ行ってきた。

北口から歩く事、10分。
奥の方に見えてきた。
ずっと中央線沿線に暮らしているので、もう数え切れないほどこの跨線橋の下を電車で潜っているが、実際に訪れるのは初めて。

先ずは北側西方向の階段へ。
おー、こうなっているのか。

広角にしても南側の端まで見えない。

真下も体験。
全長は93mとのこと。

最寄りのバス停は『跨線橋前』。

では、ドキドキする気持ちを抑えて階段を上ってみよう。

コンクリートだけど、やはりかなり年代を感じる。
いや、グラグラしてるなんて事はないけどね。

南側へ真っ直ぐ伸びている。
この日は親子が1組だけ。
お母さん、しきりにスマホで写真を撮っていた。



車両センターはすぐそこ。

強烈な陽射しと青空。

少しワイドで。

影もアクセントになって楽しい。

車両センターで働く人も。
暑いなか、ご苦労様です。



93m歩いて南側東方向の階段へ。

南側西方向の階段。
下りに右の端を歩いたが恐怖感が。
すかさず中央に戻るw。

こんな注意書きが。


南側東方向。
太宰治もこの階段を利用したのだね。

記念パネルがあった。

さぁ、酷く暑いし、これ以上は危険なので駅へ戻ろう。

果たしてJR東日本がどのような解答を出すのか、またそれがいつなのか?も不明だが、ひとまず一度来られて良かった。
またチャンスがあれば、今度は日が沈む頃を狙って来よう。


【資料画像】
跨線橋と太宰治。
昭和22年撮影とのこと。


ピーカンの日も良いけど…
【資料画像】
夕暮れ時にはその魅力を増すのです。
遠くに見える富士山のシルエットも素敵だし。


朝日新聞デジタルの記事はこちら



太宰のような格好良い写真は無理だが、折角なので橋の上で自撮りしておいた。
マスクが邪魔だね。
くれぐれも拡大など無茶はせぬように。

やがて来るその日のために

2021-07-20 | 読書



昨年12月の『本の雑誌』のTwitterで
椎名さんの新刊が紹介された。


タイトル『遺言未満、』。
椎名ファンとしては衝撃的なタイトルだ。
そして、帯の言葉にまさに「ドキッ」とした。

しかし…

裏帯の文章には「クスッ」とさせられる。
いつものユーモアだ。
毎日飲むビールが美味いのなら、まだまだ大丈夫だ!。
そう信じるしかないじゃないですか!。



で、地元の書店に走って購入したのが12月17日。
気になって気になって仕方なかったけど、直ぐには読み始めず。
いや、正直言うと読むのが怖かった。
やがて来る『死』を椎名さんがどう捉えているのか?。
それを知るのが怖くもあった。

椎名さんは1944年生まれ。
6月14日が誕生日だったから、現在77才だ。

2013年7月刊の『ぼくがいま、死について思うこと』でも人の死について考察していた。

2019年6月に一枝さん(奥様)の写真展で直接一枝さんと話す機会があり、「椎名ももう身体はボロボロですから…」などと仰っていたし、その後の数回に渡る講演会で生の椎名さんを拝見した時にも、一緒に浮き球△野球をしていた頃の元気溌溂の椎名さんとは程遠い感じがしてね。
確実に歳を重ねてる訳だから、それは仕方のないことだけど、やはり、こう、気持ちが凹む。

今回の新刊の中では自らの「その時」への対応方法を決めた事を記している。
日本の葬儀費用の高さを嘆き、「できるだけ質素に」「残る遺族に無用な負担をかけない方法」「大仰な葬式などしなくていい」
そして導き出した答が『海に散骨』。
実に椎名さんらしいじゃないか。
しかも、盟友である山下カズさんの暮らす八丈島の海へ、との考えのようだ。
いいねぇ、実にいい。

あー、その時のことを想像しただけでも涙が出そうだよ。

いやいや、そうじゃない、まだまだ椎名さんには美味いビールを飲んでいて欲しいのだよ。
やがて来るその日が、ずっと先でありますように…。

#075/2216 ★★★★★
7/5 読了