上野の東京国立博物館を後にし、アメ横で大して美味くもない(失敗だった)海鮮丼を生ビールで流し込むように食べ…駅へ。
次は両国に向かいます。
両国と言っても相撲観戦ではありませんよ、【すみだ北斎美術館】です。
墨田区は、葛飾北斎が生まれ、生涯の殆どを暮らした場所なのですね。
駅から歩いて10分ほどで到着。
なかなか斬新な外観の美術館です。
こちらで…
企画展『北斎のなりわい大図鑑』を鑑賞。
前回、六本木で『新 北斎展』を見て以来、どうやら北斎熱にうなされているようですw。
さーて、展示品は…『なりわい』と銘打ってる訳ですから、北斎の数多くの作品の中から江戸の町で展開されていた商売を描いた作品を筆頭に、富嶽三十六景などに描かれた職人の働く姿など、まさに当時の生活を緻密に描いた物ばかり。
中には、クスッと笑わせるような作品も沢山。
見ていて飽きることがありませんでしたわ。
そうそう、これらとは別に特筆すべき展示品があった!。
一つは『隅田川両岸景色図巻』。
これは100年以上も行方不明だったもので、奇跡的に海外で発見され墨田区が買い戻した物だとか。
両国あたりから吉原までの隅田川の両岸の景色が綺麗に描かれている。
展示されてるのは精密に復元したレプリカだけど、それでも充分に当時の風景がうかがえるのです。
余りの素晴らしさに、二往復してしまいました。
もう一つは『北斎漫画』。
こちらも複製品だけど、全10巻?(一部は修復中だった)が手に取って読めるのですよ!。
いやはや、これには(複製品だけど)興奮しました。
まさか、あの北斎漫画を実際にパラパラして読めるとは!。
そんなこんなで、北斎熱はまだまだ冷める事を知りません。
近々、別の美術館へも出向きますよ!。
【オマケ】