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超犀門的日常身辺雑事控

from Musashino
since December 8, 2009

池波正太郎〜浅草食べ歩き

2022-03-08 | イベント




昨年、12月6日のこと。
少し早めに家を出て電車に揺られ、降り立ったのは東京メトロ日比谷線『入谷駅』。
目指すは『池波正太郎記念文庫』。
池波正太郎ファンとしては、一度は訪れたおきたい聖地だ。

駅を出て『言問通り』を東へ。
やがて交差する『かっぱ橋道具街通り』を右に曲がると…


墨田区の『生涯学習センター』が見えた。
この建物にある『墨田区立中央図書館』に『池波正太郎記念文庫』が併設されているのです。

いざ、入場。


✴︎借用写真です

割と小さいスペースなのだけど、池波作品の他にドラマの台本や自筆絵画、浅草近辺で作品の舞台になった場所の絵地図などが展示されていた。
そうそう、重厚な書斎も再現されていまして、机の上の散らかり具合など、まるでさっきまでタバコを咥えてそこに座ってたんじゃないか?と思わせるような雰囲気を漂わせていて圧巻。
いやぁ、いい物を見させて頂きました。

自分用のお土産を買い求め、友人と待ち合わせをしている『雷門』へ急ぎます。


路地の向こうに『東京スカイツリー』が見えるとパシャ。


またパシャ。


そして、『雷門』を横目に通過し、浅草名物『亀十のどら焼き』を求めて店前の行列に並ぶ。

しかし、友人との待ち合わせ時間がジワジワ迫る中、行列はなかなか進まない。
店内もまだまだ人だらけで、段々苛々としてくる。
仲間に「少し遅れるかも…」と電話すると、「折角並んでるんだから、買ってからおいでよ」との嬉しいお言葉。

そして、待つこと25分?。
店内の行列も乗り越え、念願の『どら焼き』ゲット!。
いやぁ、お2人さん、お待たせしました。
はいはい、2人の分もちゃんと『どら焼き』ありますからね〜w。

さて、まずは『浅草寺』へお参りしましょう。


自身は2年ぶりかな。
平日でもあり、人手はまばら。
仲見世通りもゆったり歩けたわ。

おみくじ(普段は余り引かないけど、この日は何故が手が伸びてしまった)を引き、参拝。


境内にある東京最古の神社『浅草神社』も参拝。

その後、お腹を減らす為に近隣をフラフラ。
『かっぱ橋商店街』も冷やかしましたな。

やがて時間はお昼時。
迷いに迷って『モンブラン』というハンバーグの人気店へ。


じゃん。
ランチメニューの中から『メキシコ風ハンバーグ』を注文。
程よいピリ辛。
ハンバーグは柔らかく、肉汁もタップリ。
ご馳走様でした。


食後に撮った店頭写真。

さてさて、食後にまた散策を続けよう!。
そうだ、2人を知られざるビューポイントへ案内せねば!。

それは雷門の交差点にある『浅草文化観光センター』。
ここの屋上からの眺めが良いのよ。


ほら、隅田川の向こうに『東京スカイツリー』もバッチリ。


反対側は『仲見世通り』と『浅草寺』方面が一望出来る。
この日は多少曇っていたけど、ご両人には満足して頂けました。

さー、次は何食べる?。

足を『ホッピー通り』へ向ける。
そう、通りの両側に軒を連ねて飲み屋が並ぶ通りだ。
「昼間から酒ですか?」。
はい、それがここの醍醐味なんですw。


迷った挙句、『鈴芳』なる店へ飛び込む。


先ずはサッポロの『黒ラベル』で乾杯。


続いて瓶の『アカボシ』。

ツマミは、まぁ大した事無いけど、こんな形で気軽に飲むならそれもまた良し。
それより、楽しい昔話に花が咲き、笑いが止まらなかったわw。

酒はやがてハイボールや梅酒?に突入し、早くも次のイベントに向けての話まで飛び出した。
温泉?、花見?、キャンプ?…あれこれとイベント開催に熱心な私達なのです。

さぁさぁ、まだまだ時間はあるぞ。
次は『もんじゃ』など如何かな?。
って、短時間に良く食べるもんだ。

『六文銭』って店を探し出して入店。


もんじゃも久し振り。
ここでもハイボールなどを飲み、もう満腹でありました。

さー、そろそろ夕暮れ、帰りましょー。


夕闇に映える『雷門』。
そして…解散❗️。
ご両人、お疲れ様でした。
長時間のお付き合い、ありがとー。



【 後記 】


浅草『亀十』のどら焼き。
デカいです。
餡もびっしり。
人気店であるのも頷ける味でした。


これは『池波正太郎記念文庫』のお土産。
定番のポストカードとクリアファイル。
✴︎三大人気シリーズ、見参!。


『浅草寺』で引いたおみくじ(観音籤が正式名なんだ)も公開してしまおう。
何と…《 大吉 》だったのよ。
しかし、以降、特に、幸せな出来事などなし。
むしろ、願望敵わず、病気直らず、失物はひとつ出て来たのみ。
コロナのおかげで旅行にも行けないし。

うーむ、ダメじゃないか。
これは、高望みせずに、左の欄にある5つの言葉を肝に銘じて地道に行きてくしかないのかね。
きっとそんなもんだ、人生なんて…。



✴︎池波作品は3大人気シリーズ(鬼平犯科帳、剣客商売、仕掛人 藤枝梅安)の他に『真田太平記』も全冊読破済み。他に単発の作品も読んでいるけど、終わりが見えず。今後も精進必要。✴︎

🔚🔚🔚


御岳渓谷に遊ぶ

2022-03-04 | イベント

季節は少しだけ進んで東京の山奥で紅葉が盛りの11月某日に決行した『御岳渓谷散策ツアー』の様子をアップ。


待ち合わせは青梅線の『青梅駅』。

生憎と朝から雨模様。


ここ青梅は古い日本映画の看板アートがアチコチに。

さぁ、持参の珈琲を飲みながら仲間の乗る電車が来るのをを待ちましょう。

数十分後に無事に合流完了。
卒業以来、久し振りに顔を合わせるメンバーもいましたなぁ。

電車は6駅先の『沢井駅」へ。

『沢井駅』下車。
相変わらず小雨が降っておりました。
✴︎借用写真


企画段階では終点の『御嶽駅』で下車して『御岳渓谷遊歩道』を歩いてから食事の予定だったのですが、天候が思わしくないので急遽変更し、食事処へ急いだのでした。
渓谷散策は後回しね。

じゃん!。
当ブログでも以前(去年?)登場した『澤乃井ガーデン』
✴︎借用写真

雨に濡れて良い雰囲気でした。
✴︎借用写真

食事の前に東屋に陣取って…





まずは景色など眺めつつ…

味噌おでんで下地を入れるw。
寒いけどさ、まずはビールだよ。

そして食事会の時間となり、隣接する『ままごと屋』へ移動。


こんなメニューのコース料理でした。





総勢10名。
愉快な話とお酒に夢中で、料理写真はおざなりw。

2時間の食事会はあっという間に終わり、お開き。
ここで帰宅組と渓谷散策組に分かれることに。

その前にお土産を購入するメンバー。

帰宅組とはまたの再会を約束してサヨナラ〜👋。
散策組は澤乃井ガーデンの下から遊歩道を上流に向かって歩き始める。






ワチャワチャ喋りながら、一つ先の御嶽駅前の『御岳橋』に到着した頃には夕暮れが迫ってましたな。


『御嶽駅』

鄙びた駅舎にはだるまポストがお似合い。


雨に降られて予定はかなり崩れたけど、無事に帰りの青梅線へ。
✴︎借用写真

参加の皆さん、お疲れでした!。
 

夜遊び

2022-03-03 | イベント


再始動!なんて言いながら、また間があいてしまいました😅。
さー、古い記録から順に遡り、朧げな『記憶』を呼び起こしつつ…

    ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..

これは昨年の9月8日の話。

いや、夜遊びと言っても、仕事帰りに新宿の飲み屋街で酒を飲んでた訳じゃないですよ、はい。
新宿ピカデリーで、映画『くじらびと』を観てきたのです。

これね。
どんな映画かと言うと…

インドネシア・ラマレラ村で、伝統の捕鯨を400年間続けながら暮らす人々を捉えたドキュメンタリー。
インドネシアの小さな島にある人口1500人のラマレラ村。
住民たちは互いの和を何よりも大切にし、自然の恵みに感謝の祈りを捧げ、言い伝えを守りながら生きている。
その中で、「ラマファ」と呼ばれるクジラの銛打ち漁師たちは最も尊敬される存在だ。
彼らは手造りの小さな舟と銛1本で、命を懸けて巨大なマッコウクジラに挑む。
2018年、ラマファのひとりであるベンジャミンが捕鯨中に命を落とした。
人々が深い悲しみに暮れる中、舟造りの名人である父イグナシウスは家族の結束の象徴として、伝統の舟を作り直すことを決意。
1年後、彼らの舟はまだ見ぬクジラを目指して大海へと漕ぎ出す。
ライフワークとして30年間ラマレラ村の人々を追い続けてきた写真家・映像作家の石川梵監督が、2017年から19年までに撮影した映像を基に制作。
自然とともに生きるラマレラ村の人々の日常を、繊細かつ臨場感あふれる映像で描き出す。
〈 映画.COMの解説文から抜粋 〉


そもそもは、毎度お世話になってる『本の雑誌社』の炎の営業こと杉江さんが『ラマレラ 最後のクジラの民』って本をTwitterで紹介していて…

そう、これね。
椎名さんが帯で絶賛してしてるし、これは好きなジャンルの本だと直感が働いた。
少し前に夢枕獏の著書『白鯨』を読み、手作りの一本銛で鯨を獲る土佐の漁師の話に何故かワクワクしてしまったのも大きく影響したのに違いない。
なので、読書メーターでも『読みたい本』に登録し、地元の図書館で予約するタイミングを見計らっていたのだ。

そして、暫く後のTwitterで、まさにこの島で行われてる鯨漁がドキュメンタリー映画になり、近日公開されると知ったのだ。
しかも監督は日本人。
30年もこの島に通い続けたと言うから驚き。
これはもう観るしかないじゃないか❗️となった次第。

で、その映画の感想ね。







とにかく、映像が圧巻。
まさに人間と鯨の命のやりとりだ。
手製の船に手製の銛。
鯨を何とか追い込んだ後、最後にはその銛を手に船首から大きく飛び、鯨の急所にブチ込む。
時として暴れる鯨の尾鰭に叩かれ、命を落とす場合だってある。
こんな命懸けの漁が、現在も日常的に行われていた事に驚かされる。

と言うのも、この村には耕地が殆どなく、作物が全く作れない。
なので、男たちが船で海に出て漁をし、他の村との物々交換で野菜や果物を手に入れる。
これしか術がないのだ。

鯨は、当然自分たちの食料にもなる。
年間に大きな鯨が10頭も獲れれば村人全員が食べていけるらしい。
まさに鯨が繋ぐ命。
そこには現代社会では俄に信じられない厳しい生活があるが、村人の顔からは決して悲壮感は窺えない。
特に大きなマッコウクジラが獲れた日には、村民総出で浜に上げられたその巨体を嬉々として解体し、それぞれの家々に持ち帰る。
嬉しそうに鯨肉を頬張る子供たち。
いやぁ、飽食の現代に生きる人にとっては、頭をガーンと打ち付けられる程の世界だ。









子供たちは次世代のラマファになるべく、日頃から練習を絶やさない。
当然、彼らの目はキラキラ輝いてる。
ゲームやスマホに夢中になってる日本の子供たちの目とは雲泥の差。
そこには確かに『生きてる実感』があるのだ。

あぁ、またダラダラと長く書いてしまった。
だから更新が滞るんだよな。
反省、反省。

最後に、『アマレラ 最後のクジラの民』はこの映画を観た後に読んだけど、これがですねぇ、余りに現代的要素が村に溢れていて、ややショックを受けましたね。
この村も実際は時代の波に呑まれていたのでした😂。

再始動

2022-01-31 | イベント
いやぁ、すっかり更新を怠っておりました。

この間も(コロナ禍ではあるけど)アレコレ動いてはいたので、忘れないうちに少しづつ更新していく所存。

先ずは最新のイベントから…

京王線芦花公園駅から徒歩5分ほどの…

世田谷文学館へ。

『描くひと 谷口ジロー展』。

Twitterで久住さんが絶賛していたので、「これは見逃せない!」と鼻息荒くして行ってきたのでしたw。

館内は写真撮影🆗。
但し、フラッシュの使用と動画は🆖。

そんな訳で、緻密に描かれた原画や、大きく引き伸ばされたパネルなどをじっくり観た後にiPhoneで撮りまくってしまった💦。

その写真をここで大々的に掲載するのは避け、一部をグリッドでご披露しよう。
館内の照明が反射してるのはご容赦を。








谷口ジロー氏の作品は『孤独のグルメ』を筆頭に、『歩く人』や、夢枕獏氏の著作『神々の山嶺』(←これが凄い★★★★★山岳小説なのだ)の漫画版くらいしか知らなかったのだが、いやはや、多岐にわたって描いておられることを始めて知った次第。

その原画の緻密で繊細な仕事ぶりには圧倒されます。
作品を見て回る間中、溜息ばかりついてました。

また、氏の人気は日本だけでなく、海外での評判も凄く、特にフランスでは大人気。
アニメや漫画が日本の文化として海外で人気を得ているようだけど、それらとは明らかに違った角度で評価されているようです。

いやぁ、素晴らしかった。
久し振りに心の洗浄が出来たかな。

お土産に購入したポストカード3点(4枚目のグリッドの右端縦並び)は、永久保存決定です。






2年振りの東京ドーム!

2021-09-03 | イベント




8月25日。
行ってきました、東京ドーム。
巨人 vs. 広島 の16回戦。

友人と合流し、手指の消毒と検温を済ませ、22番ゲートからいざ入場。

チケットで座席番号を確認し、無事着席。
座席は流石のスターシート。
一塁側ベンチの真後ろ、前から16列目。
既に広島の打撃練習が行われていた。

ほんと、こんな素晴らしい座席で観戦出来るなんて…感謝感激。

座席の正面がピッチャーマウンドだ。
この画像では遠いように見えるけど、体感的にはかなり近いのだ。

試合前の名物となったの円陣の場面。
SNS用のカメラも確認出来る。
(帰宅してからInstagramで動画を確認したら、この日の声掛けは増田だった)。

17時45分、プレイボール!。

打者いろいろ。

ピッチャー、キャッチャー、いろいろ。

序盤はリードもされたが、3-3の同点で迎えた8回裏、4番岡本さんのツーランホームランで勝ち越し!。
この時の盛り上がりは凄かった。
思わず「やったー」って声も出ちゃったし。🎉🎊。

9回、広島の最後の打者は、待ってました!の代打 長野。
粘った挙句に鋭い当たりがライトに飛んでヒヤッとしたが、松原の好捕でゲームセット!。
ホームランあり、ファインプレーありの見事な勝利でした🎉👏。

ヒーローインタビューは岡本さん。
相変わらずのおとぼけトーク。

こちらが試合データ。

入場の際にプレゼントされたオレンジ色のタオルw。
次回からはこれを持参するのだ。



【総括】
一昨年の巨人vs.ソフトバンクの日本シリーズ第4戦以来のドームでの野球観戦。
あの時は見事に負けて、しかも屈辱の4連敗でシリーズ敗退だったので、悔しさ満点。
しかしこの日は、その悔しさを払拭するに充分なゲーム内容。
先発の若いピッチャーは残念だったけど、大江、高梨、中川、ビエイラ…と好投。
捕手の小林がベンチ前でキャッチボールする姿も見れたし、オマケに長野の打席まで。

同行した友人も、「普通なら、こんな席は絶対取れない」と、スターシートでの観戦を楽しんでくれた。

あー、ただ残念だったのは、こんな御時世なので球場内でのアルコールの販売がなかったこと。
勿論、生ビール売りのお姉さんも来ない。
これでは野球観戦の魅力が半減なんだよなw。
って、おいおい🍺。



【追伸】
動画も何本か撮ったので、後にYouTubeにアップ予定。
アカウントは『naranja5051』ですので宜しくお願いします。