6月12日に始まった 2014 FIFA World Cup Brazil が終わってしまい、もぬけの殻状態なんだな。
日本では天皇杯が始まってるけど、見る気もしない。
これがW杯ロスってやつか?。
終わった翌日の15日も明け方に目覚めてしまった。
目覚ましはセットしてなくても、体内時計がカチカチと働いていたのだ。
いやはや。
しかし、無理もない。
強豪国が戦う好カードは、夜中の1時でも4時でもキッチリと目覚ましを掛けて起きて観ていたものな。
さて、少しだけ振り返っておこう。
まずは、予選リーグ。
特筆すべきは、やはり試合が進むにつれ、次々と脱落して行ったスペイン、イタリア、イングランド、ポルトガル…だな。
実に無情だ。
特に、FIFAランク1位で無敵艦隊として名の知れたスペイン。
イニエスタとシャビが全然輝かず、代名詞だった華麗なパス回しが封じ込められていた。
もうパスサッカーは研究し尽くされ、時代にそぐわなくなったのか?。
あれが醍醐味で、惚れ惚れするように観ていたのに。
オランダとチリに負けてしまい、ガッカリうなだれてピッチを後にする選手の姿が痛々しく、直視出来なかったさ。
悲しや、無敵艦隊撃沈。
そんな波乱が幾つもあったので、予想していたベスト16は9ヶ国しか当たらなかった。
ビーサンを履いたサッカー・ライターの竹田氏が11ヶ国的中に留まったのを考えると、素人の予想にしてはまずまずの結果だったと言えるのがせめても救いかも。
ベスト16が出揃った段階でベスト8から優勝国までを予想していたが、結果は上出来。
ベスト8は全部的中。
ベスト4も全部的中。
ある意味、順当だったのかも。
しかし、W杯史上、驚愕せざるを得ないゲームもあった。
ブラジルがドイツを相手に1ー7の大敗。
これには心底驚いた。
ドイツか勝つであろうとは思っていたものの、ここまでブラジルが壊れてしまうとは。
3点目以降は、もうブラジルが哀れにさえ思った。
崩壊してしまった王国サッカー。
主力選手が2人居なかったからと、あんな結果になるようなセレソン達ではなかった筈だったのに…。
もう一つの準決勝で予想に反してオランダがアルゼンチンに敗れてしまった為に完璧予想はここで崩れたが、決勝の顔合わせはドイツvs.アルゼンチンの好カードとなった。
結果は、早くから優勝を予想をしていたドイツが延長戦の末に見事にアルゼンチンを下した。
しかも、決勝点を決めたのは途中投入されたのに、それまで全く見せ場のなかったゲッツェだ。
左からのクロスが上がる直前に相手DFからスルスルと離れてフリーとなり、そこへ完璧なボールがシュルレから渡り、胸トラップからの左足ボレー。
まさに値千金のゴールだった。
90年のイタリア大会以来、24年振り、4回目の優勝だ。
歓喜!。
おめでとう、ドイツ。
ゲルマン魂を、とくと見せて貰ったよ。
それに、南米大陸で開催された大会でヨーロッパ勢が優勝したのは初めてらしい。
そうだ、これまでのドイツの優勝をここで振り返ってみようか。
24年前のイタリア大会(1990)は、駐在先のL.A.の狭いアパートでオンボロテレビにかじりつくようにして観ていた。
決勝はマラドーナ率いるアルゼンチン。
そう、今回と同じ宿命の相手だ。
ドイツはクリンスマン、マテウス、リトバルスキー、ブッフバルト…。
得点はPKによる1点だけだったが、とても見応えのあるゲームだったのだよ 。
そう、ビデオ(VHS)も撮っていたので、後にジェフ市原に加入したリトバルスキーのW杯決勝での勇姿をお見せしましょう!と、恵比寿事務所時代の某先生(千葉県民)にお貸しした事もあったっけw。
ブッフバルトは浦和レッズに加入したよね。
炎さん、宜しかったらビデオで若かりし頃のギドを観ませんかw。
…話が脱線したので、その前の優勝の1974年へ戻そう。
この頃は西ドイツの全盛期で、皇帝ベッケンバンワーを柱にミュラー・ブライトナー・オベラート・シュバルツェンベック・フオックツ・マイヤー……と、今でも脳裏に焼き付いている蒼々たる強力メンバーでしたな。
このドイツの優勝が犀門を大きく揺り動かし、小学校から続けていた卓球をキッパリ辞めて、弱小だったサッカー部に入部したのが75年、高校2年の時でありました。
そうよ、元々はサッカー小僧だったのよ。
ほら。
自宅前の石ころだらけの狭い道で、こうしてボールを蹴っていた小学生だったのだ。
今、この写真を良くみると、軸足がボールから離れすぎていて全くなってないけどさw。
おっと、またまた脱線してしまったw。
駄目だね、サッカーネタは。
ついつい昔話に花が咲いてしまう。
それ程までに好きなんだな、サッカーが。
はい、そんな訳で終わってしまいましたW杯。
ひたすら淋しいです。
毎度の事だけど、こんな気持ちを4年も引き摺って生活していくのは辛い。(←大袈裟だってば)
以上、長い長い独り言でした。
おっと、最後に一言。
1954年のドイツの最初の優勝については、生まれる前の出来事なので割愛ですw。