小伝馬町を出て、次に向かったのは『築地』。
東京に長いこと生息していながら、何と初めての訪問なのだ。
浄土真宗『築地本願寺』が鎮座。
おー、何という建築物であろうか。
普段見て回っているお寺や神社とは、まるきり違う様式。
知っていたとは言え、まずはこの外観に圧倒される。
正面に回る。
うーむ、何とも不思議な感覚が拭えない。
パンフレットによると…発祥は元和3年(1617)、京都の西本願寺の別院として浅草に建立されたが、2度による火災(明暦の大火、関東大震災)を経て昭和9年(1934)に古代インド仏教様式の外観でこの地に落成したと。
本堂の中は煌びやかで厳粛。
暫し着席して、心を落ち着ける。
御本尊の阿弥陀如来。
生きとし生けるもの全てを平等に救済する仏様だな。
「どーか、この私めも、何卒宜しく救済下さいませ」と祈る。
狛犬ならぬ狛獅子。
さてさて、本願寺を出たら、いよいよ築地の場外市場へ。
そうそう、この景色に見覚えがw。
そして、美味そうな海鮮丼やマグロ丼を求めてウロウロしましたよ。
ところが、外国人観光客の姿はゼロ。
普通に買い物をしている人も少なし。
店の店員も、「商売したろう!」って気が見受けられない。
つまり、全く活気なし。
このご時世とは言え、これには少々落胆。
こんな状況では美味そうな(つまりはとても活気があって客が押し寄せてるような)店は見つからんだろうと諦め、新設された『黒築地魚河岸』の海幸橋棟へ。
ここの3階に魚河岸食堂(フードコート)があるのだ。
蕎麦屋、洋食屋などは眼中になし。
ここはやはりマグロでしょ!って事で…
『旬てっか丼』をオーダー。
暑かったので「生ビール!」って気持ちもあったのだけど、この築地の後に西調布でクラフトビールを飲む予定なので我慢。
ひたすらワシワシと箸を進める。
いやぁ、美味いねぇ。
マグロは偉い!。
腹を満たし、『波除神社』をチラ見し、晴海通りから勝鬨橋方面へ。
勝鬨橋北詰。
川沿いを暫し散策。
川風が心地良し。
さーて、そろそろ築地を離れるか。
帰りがけに正門からもう一度眺めておく。
では、また!。
さらば築地。