図書館で借りてきてある1冊は俵 万智著『あなたと読む恋の歌』。
この本は立ち読みしただけで買っていなかった。
万智さんの観賞眼に助けられてより深く歌を味わう事が出来るのがうれしい。
あまりにも有名すぎる白秋の一首は
君かへす朝の舗石(しきいし)さくさくと雪よ林檎の香のごとくふれ
人妻との姦通罪で訴えられた白秋が拘置所の中で詠んだ歌であるとのこと。
内情を知らないで観賞していると、なんときれいな歌かと思う。
さくさく そして 林檎の香のごとく そんな言葉が印象的で素適すぎる!!
万智さんの解説によると、「君かへる」であれば淋しさで、「君かへす」はせつなさ、
ではないかとのこと。
白秋は彼女を夫のもとに返した訳です~~
一文字で微妙なこころの内を表現できてしまう日本語って素晴らしいなとあらためて思います。
白秋一門の宮 柊二の歌も入っています。
目瞑(つむ)りてひたぶるにありきほいつつ憑(たの)みし汝は すでに人の妻
この本は立ち読みしただけで買っていなかった。
万智さんの観賞眼に助けられてより深く歌を味わう事が出来るのがうれしい。
あまりにも有名すぎる白秋の一首は
君かへす朝の舗石(しきいし)さくさくと雪よ林檎の香のごとくふれ
人妻との姦通罪で訴えられた白秋が拘置所の中で詠んだ歌であるとのこと。
内情を知らないで観賞していると、なんときれいな歌かと思う。
さくさく そして 林檎の香のごとく そんな言葉が印象的で素適すぎる!!
万智さんの解説によると、「君かへる」であれば淋しさで、「君かへす」はせつなさ、
ではないかとのこと。
白秋は彼女を夫のもとに返した訳です~~
一文字で微妙なこころの内を表現できてしまう日本語って素晴らしいなとあらためて思います。
白秋一門の宮 柊二の歌も入っています。
目瞑(つむ)りてひたぶるにありきほいつつ憑(たの)みし汝は すでに人の妻