6月11日の大和証券杯の予選で打った碁のお話です。
山田規三生九段との対局でした。
後日、張栩棋聖に教えてもらったので、検討の内容を少しだけ紹介します。
1図 下辺の白を封鎖すれば良いかと思いノータイムで黒7まで模様にしましたが
「AとかBとかCとか気持ち悪いんじゃない?」 と棋聖。
2図 眼形を奪って、追い出して攻めるほうが良い。
左下から中央にかけての黒石が生きてるのが大きいか。
3図 数手進んだ局面。
ここでも1図で示した手が気になるので、黒1と打ってそれをカバーしながら打ちたい。
4図 実戦はここから大乱戦になりました。
224手完 白中押し勝ち。
明日は手合いです。高橋秀夫七段と対局します。
がんばります。