おはようございます。
今日は旅の話、ではなく碁の話。
久しぶりに碁を見て驚きました。誇張ではなく正真正銘驚愕したので、
その場面を紹介します。
百霊杯のベスト16戦です。
白洪淅九段(白)VS李康七段(黒)
1図 白△と切った場面。ここで黒はどうしますか?
2図 なんと実戦は黒1、3と一線を連打。
3図 実戦の進行。黒10までと、カラミ攻め模様になってきました。
2図の黒1、3はとても勇気のいる手です。
このような序盤で一線を連打するのは、プロの碁では初めて見ました。
この後、黒は上下の白を猛烈に攻めて勝利しました。
2図黒1、3と打って攻めきれるという判断と、その後の読みの正確さはとても凄味がありました。