先日打たれた本因坊戦第3局のため、北海道札幌に行ってきました。
私は現地の大盤解説でしたが、初めての事で少し緊張。
聞き手は地元北海道出身の下坂二段と、関西棋院の吉田美香八段 えっ?
私の記憶が確かなら、吉田美香八段といえば、大先輩だったような
子供の頃女流本因坊戦を並べたような・・・
NHKの囲碁講座、お見合い大作戦を見てたような・・・
そろそろ私もお見合いせいっという神の声か
これはきっとパンフレットの印刷ミスで、きっとぼくが聞き手のはずだ
と思いながら現地へ行きましたが、やっぱり私が解説でした。
さて、対局の方はというと、個々の手、手段はもちろんですが、長考のタイミングが非常に勉強になりました。
普段だとノータイムで打ってしまいそうな局面でも、先の先までイメージするのが大事なんだな、と感じました。
さて、長考したときが勝負所なのは対局者だけではなく、大盤解説陣も同時に勝負所を迎えます。
対局者は限りなく静な時間帯ですが、解説の方はこの時こそ動が必要で、正反対ですが。
そんな時に美香さんのリードがなんと心強かったことか!
ついノリで関西弁をしゃべったらイントネーションを褒められて、妙に自信がつきました。
もしかしたら私は褒められて伸びるタイプかも
これについて書き出すとキリが無くなるのでこの辺で。
対局が行われたホテル「定山渓森の謌」 は温泉が素晴らしく、ご飯も美味しかったです。
北海道へご旅行の方は、是非一度行ってみることをおススメします