こんにちは。今回は前の続きで謝依旻女流三冠が、女流名人防衛を決めた碁のお話です。
「昨日棋院でみんなで研究したんですが、こんな手がありました」
といってスラスラと盤に石を並べ始めました。
女流名人戦第2局 謝依旻女流名人(黒) vs (白)奥田あや三段
1図 白△と打った場面で実戦はAと打ちました。
2図 ここで、黒1と強引に取りに行く手があるみたいです。と一力君。
3図 白も抵抗しますが黒10、14と妙手を連発します。
ここからは膨大な変化図がありますが、例として
4図 上も下も紙一重で大丈夫なようです。
5図 この様な粘りも、やはり支えているようです。
という話を謝さんにしたら、なんと
「その手(3図、10、14)は知ってたけど、なんか危ないかと思って」
と、言われちゃいましたさすがですね
形勢が良さそうな時にこのような変化は、一つでも読みぬけがあると、逆転してしまうので危ないですね。
研究したい方は↑でピコピコしてみて下さい
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