大遠足
精神的若さというものは
人間 生きているかぎりもちつづけるべきなのでしょうね。
これは まだ 「 鼻タレ小僧 」 であったころの私が
つねづね自分に言い聞かせていた自戒なのですが ・・・。
「 40・50は・・・ 」 の歌は 若い人にはあまりピンとこないようです。
「 40・50が鼻タレなら われわれはいったい何なのだ ・・・ 」
・・・ という 不安やら反発やらの気持が湧くらしいのです。
たわむれに「 まあ 小便小僧というところかネ 」
・・・ と言ってみることがあります。
ウヘーとばかり 不服そうに頭をかきます。
しかし それぐらいに思っておっても いいのじゃないですか?
たしかに若いときは オシッコの勢いがちがいますからネ。
これ 肉体的な若さの表現にほかなりません。
要するに
鼻タレであろうとションベン小僧であろうと まだ一人前ではない
・・・ ということでは いっしょなのです。
まだ幼い ということなのです。
さて イチニンマエの大人とは ・・・ 。