《輪旅 飛騨古川から小鳥峠、河合へ!》
ちょっと前ですが・・・
所属するクラブの合宿で飛騨を走ってきました。
飛騨の魅力・・・まだまだ紹介されていない魅力的な場所が多く残っているところ!
そんな所を探して走れることがとても嬉しい・・・
飛騨河合といえば「あぁ野麦峠」政井みねの出生地・・・桃源郷温泉~畦畑(うねはた)~小鳥(おどり)峠~小鳥山牧場~下小鳥ダム~保(ほ)峠~稲越(いなごえ)~湯峰峠~袈裟丸~古川市内~ホテル季古里へと走りました。
岐阜県は美濃の国と飛騨の国から・・・よって、飛騨方面へ遊びに行くことも多くあります。飛騨といえば古い町並みの高山市内、合掌造りの白川郷、天下の三名泉と云われる下呂温泉が浮かびます。しかし、ちょっと足を伸ばせば、素敵な場所が多く残っています。
(畦畑より眺める北アルプス)
今回は所属するサイクリングクラブの春合宿ということで、飛騨古川を訪れてみました。古川を基点に、旧の河合村、国府町、丹生川村を散策・・・ちょっと奥へ入れば、昔のままの飛騨が残っているように思います。
春のこの時期(晩秋もですが)、もう一つのお楽しみが白く雪で覆われた北アルプス(飛騨山脈)の遠望です。その美しい連山を眺めたときは、思わず徳をした気分になれます。今宵の宿となる「ホテル季古里 ぬく森の湯すぱーふる」からスタートしました。先ずは、畦畑より小鳥峠へ。
行き成りの急登に汗が噴出します。自転車を止め、上着を脱いで水をガブリと・・・振り返れば、白く格好良い山々が・・・笠ヶ岳でしょうか、それとも黒部五郎岳でしょうか、いづれも三角錐の整った形をしていますので見応えがあります。
(小鳥山牧場にて)
付いているギアを目いっぱい使い、這這の体で小鳥峠へ到着・・・先行者よりご褒美?の飴玉をいただきました。先ずは峠のお地蔵様に感謝を・・・お陰さまで無事に峠へ上がることができましたと!
この先は小鳥山牧場となっています。まだ放牧はされていませんが、緑の牧草地がとても綺麗です。民家もちょっとだけ・・・家の前の水田をトラクターで耕しています。田植の準備でしょうか・・・
(春になると住人が戻ってくるようです)
快適なダウンヒル・・・ソウツイ谷沿った道を快適に下って行きます。まだ新緑には早いようで、葉を落とした自然林の中を豪快に走って行きます。渓流釣りでしょうか、河原には人影がちらほら・・・アマゴでしょうか、それともイワナでしょうか。
頭上に東海北陸自動車道の橋梁が見えたところで県道に・・・そこを右折して下小鳥ダムへ向かいます。クルマも少なく快適なサイクリングが・・・仲間との会話も弾みます。小鳥ダムといえば河豚(かわふぐ)の養殖で有名・・・フグと云ってもナマズ、正式にはアメリカ・キャットフィッシュというそうです。
ロックヒル式のダムサイトを通り、保峠を目指します。ここも静かなコースでのんびりランが楽しめます。一汗かいて着いた峠には、やはりお地蔵さんが祀られていました。
(河合・稲越の集落)
峠を下ったところが稲越集落・・・谷の向うには白い山々が遠望できます。稲越・・・もう十数年も前でしょうか、集中豪雨の被害を受け、いたるところの沢が土砂で埋まっていました。もうその痕跡もありませんが・・・
湯峰峠は割愛し、真新しいトンネルを抜けます。下り立った集落・・・信包はどう読むのでしょうか。更に下って宮川を渡り、国道41号を右折して袈裟丸へ。山裾の静かな道を辿って古川市内へ向かいます。まだ一月ほど前、古川祭りの「起し太鼓」を見に来たばかりなのですが・・・
(古川・瀬戸川の風景)
何度も言っていますが、古川は私が岐阜県内で一押しの町です。その街並みの風情は心を癒してくれます。祭りも最高、地酒も最高!?・・・先ずは鯉で有名な瀬戸川べりを散策・・・男ばかりでも絵になります(笑)
石畳の先は荒城川・・・川沿いある割烹旅館「八ツ三館」へも寄ってみました。何度も映画のロケ地にも使われている老舗旅館で、明治の時代、飛騨の女工さんたちが諏訪、岡谷の生糸工場へ向かう時、家族と最後の食事を取った場所でもあるそうです。門に立つ番頭さん?からちょっとだけ話しをお聞きしました。いつかは泊まってみたいなと・・・
和蝋燭で有名な三嶋屋さんはお休み・・・祭り会館前の飛騨牛コロッケのお店もお休み・・・連休後は閑散としていました。お旅所?に置かれた起し太鼓を思いっきり叩く・・・ちょっとした感動でした。
(地酒は蓬莱と白真弓)
飛騨エリアには九つほどの造り酒屋があります。古川には二つの酒蔵が・・・「蓬莱」の渡辺酒造と「白真弓」の蒲酒造・・・いずれも老舗中の老舗・・・歴史ある建物、仕込み水は荒城川の伏流水、酒米は飛騨誉、杜氏は???、それに女将さんは美人とくれば、出来上がるお酒は絶対に美味いやさぁ!
それぞれの蔵で一押しの生原酒を仕入れたのはいうまでもありません。今宵の宿の酒宴?用に・・・
(ホテル季古里にて)
今回の宿は季古里さん・・・洒落たホテル形式の宿です。もちろんお風呂は温泉、併設された「ぬく森の湯・すぱーふる」も利用できます。キングサイズ?のツインベッドルームへ男二人は寂しすぎますが!洗練された料理にも大満足・・・
恒例の反省会・・・とは名ばかりで、二次会は部屋で開催。今日の成果を肴に、飛騨の地酒を堪能しました。
ちょっと前ですが・・・
所属するクラブの合宿で飛騨を走ってきました。
飛騨の魅力・・・まだまだ紹介されていない魅力的な場所が多く残っているところ!
そんな所を探して走れることがとても嬉しい・・・
飛騨河合といえば「あぁ野麦峠」政井みねの出生地・・・桃源郷温泉~畦畑(うねはた)~小鳥(おどり)峠~小鳥山牧場~下小鳥ダム~保(ほ)峠~稲越(いなごえ)~湯峰峠~袈裟丸~古川市内~ホテル季古里へと走りました。
岐阜県は美濃の国と飛騨の国から・・・よって、飛騨方面へ遊びに行くことも多くあります。飛騨といえば古い町並みの高山市内、合掌造りの白川郷、天下の三名泉と云われる下呂温泉が浮かびます。しかし、ちょっと足を伸ばせば、素敵な場所が多く残っています。
(畦畑より眺める北アルプス)
今回は所属するサイクリングクラブの春合宿ということで、飛騨古川を訪れてみました。古川を基点に、旧の河合村、国府町、丹生川村を散策・・・ちょっと奥へ入れば、昔のままの飛騨が残っているように思います。
春のこの時期(晩秋もですが)、もう一つのお楽しみが白く雪で覆われた北アルプス(飛騨山脈)の遠望です。その美しい連山を眺めたときは、思わず徳をした気分になれます。今宵の宿となる「ホテル季古里 ぬく森の湯すぱーふる」からスタートしました。先ずは、畦畑より小鳥峠へ。
行き成りの急登に汗が噴出します。自転車を止め、上着を脱いで水をガブリと・・・振り返れば、白く格好良い山々が・・・笠ヶ岳でしょうか、それとも黒部五郎岳でしょうか、いづれも三角錐の整った形をしていますので見応えがあります。
(小鳥山牧場にて)
付いているギアを目いっぱい使い、這這の体で小鳥峠へ到着・・・先行者よりご褒美?の飴玉をいただきました。先ずは峠のお地蔵様に感謝を・・・お陰さまで無事に峠へ上がることができましたと!
この先は小鳥山牧場となっています。まだ放牧はされていませんが、緑の牧草地がとても綺麗です。民家もちょっとだけ・・・家の前の水田をトラクターで耕しています。田植の準備でしょうか・・・
(春になると住人が戻ってくるようです)
快適なダウンヒル・・・ソウツイ谷沿った道を快適に下って行きます。まだ新緑には早いようで、葉を落とした自然林の中を豪快に走って行きます。渓流釣りでしょうか、河原には人影がちらほら・・・アマゴでしょうか、それともイワナでしょうか。
頭上に東海北陸自動車道の橋梁が見えたところで県道に・・・そこを右折して下小鳥ダムへ向かいます。クルマも少なく快適なサイクリングが・・・仲間との会話も弾みます。小鳥ダムといえば河豚(かわふぐ)の養殖で有名・・・フグと云ってもナマズ、正式にはアメリカ・キャットフィッシュというそうです。
ロックヒル式のダムサイトを通り、保峠を目指します。ここも静かなコースでのんびりランが楽しめます。一汗かいて着いた峠には、やはりお地蔵さんが祀られていました。
(河合・稲越の集落)
峠を下ったところが稲越集落・・・谷の向うには白い山々が遠望できます。稲越・・・もう十数年も前でしょうか、集中豪雨の被害を受け、いたるところの沢が土砂で埋まっていました。もうその痕跡もありませんが・・・
湯峰峠は割愛し、真新しいトンネルを抜けます。下り立った集落・・・信包はどう読むのでしょうか。更に下って宮川を渡り、国道41号を右折して袈裟丸へ。山裾の静かな道を辿って古川市内へ向かいます。まだ一月ほど前、古川祭りの「起し太鼓」を見に来たばかりなのですが・・・
(古川・瀬戸川の風景)
何度も言っていますが、古川は私が岐阜県内で一押しの町です。その街並みの風情は心を癒してくれます。祭りも最高、地酒も最高!?・・・先ずは鯉で有名な瀬戸川べりを散策・・・男ばかりでも絵になります(笑)
石畳の先は荒城川・・・川沿いある割烹旅館「八ツ三館」へも寄ってみました。何度も映画のロケ地にも使われている老舗旅館で、明治の時代、飛騨の女工さんたちが諏訪、岡谷の生糸工場へ向かう時、家族と最後の食事を取った場所でもあるそうです。門に立つ番頭さん?からちょっとだけ話しをお聞きしました。いつかは泊まってみたいなと・・・
和蝋燭で有名な三嶋屋さんはお休み・・・祭り会館前の飛騨牛コロッケのお店もお休み・・・連休後は閑散としていました。お旅所?に置かれた起し太鼓を思いっきり叩く・・・ちょっとした感動でした。
(地酒は蓬莱と白真弓)
飛騨エリアには九つほどの造り酒屋があります。古川には二つの酒蔵が・・・「蓬莱」の渡辺酒造と「白真弓」の蒲酒造・・・いずれも老舗中の老舗・・・歴史ある建物、仕込み水は荒城川の伏流水、酒米は飛騨誉、杜氏は???、それに女将さんは美人とくれば、出来上がるお酒は絶対に美味いやさぁ!
それぞれの蔵で一押しの生原酒を仕入れたのはいうまでもありません。今宵の宿の酒宴?用に・・・
(ホテル季古里にて)
今回の宿は季古里さん・・・洒落たホテル形式の宿です。もちろんお風呂は温泉、併設された「ぬく森の湯・すぱーふる」も利用できます。キングサイズ?のツインベッドルームへ男二人は寂しすぎますが!洗練された料理にも大満足・・・
恒例の反省会・・・とは名ばかりで、二次会は部屋で開催。今日の成果を肴に、飛騨の地酒を堪能しました。