Club野風増   岐阜・本巣100夢プロジェクト!

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淡墨桜は満開でした・・・!

2006-04-18 19:39:15 | Weblog
《 根尾・淡墨桜お花見ラン! 》

樹齢1500年、継体天皇のお手植えと伝えられる根尾の淡墨桜を楽しんで来ました。ちょうど満開の時期で、小雨の中を大勢の観光客が訪れていました。
集合は本巣の道の駅「織部の里」7名のメンバーがそぼ降る春雨にもめげず、カッパを着込んで走り出す。
先ずは山口の集落を抜けて根尾川へと出る。雪解けのせいか薄い緑色に濁った川は増水していた。赤い万代橋を渡って谷汲側へ入る。この辺りでは大型ダンプが行き交うため怖い思いをする。
長瀬の集落を抜ければ静かな川沿いの道を行くことになる。初めてご一緒させていただく方もあり、自転車の話や旅の話で盛り上がる。自転車の好きな方に悪い人はいないようで、すぐに打ち解け、昔からの知り合いのように感じてしまう。
道の横をジーゼルエンジンの音を唸らせて樽見鉄道のレイルバスが追い越して行く。赤字路線との噂も、このシーズンばかりはお花見客で満員のようだ。
高科を過ぎると、いよいよ本格的な山間へ入って行く。見下ろす根尾川は渦を巻いていてちょっと怖い。途中には工事通行止めの区間もあったが、何とか通り抜けることができた。私はこの区間の眺めが気に入っていて、もう何度も走ったことがある。
水鳥の集落では、明治時代に発生したという濃尾地震の跡を示す断層を訪れた。その段差は6メートルにも及び、今も明瞭に断層が確認できる。
板所に着けば桜は目の前、いつもの赤いつり橋を渡る。ふわふわと揺れるつり橋を自転車に乗って通るのは気分が良い。
急な坂道を上がれば淡墨公園に辿り着く。満開を期待してきた大勢の観光客が桜を取り囲んでいた。千年以上を生き抜いた彼岸桜の老木は、今も春になると大きな枝いっぱいに桜の花を咲かせる。驚くべきはその太い幹、大人数人でも囲めないほどの存在感のある幹には霊験に近いものを感じる。これは人間技ではないと・・・
花より団子、ほどよく乾いた喉には泡の出る飲み物がよく似合う!?急ごしらえの売店から桜を眺めながら、ドテと串カツでオジさんたちは祝杯を上げた。
やみそうでやまない雨を恨めしげに帰路を急ぐ。数年前に廃線となった名鉄谷汲線の跡にはレールさえもなくなり、草生した土手に当時の赤い電車を思い出す。
全員が無事に「織部の里」へ帰り着く。時刻は午後一時を少し過ぎたところ。遅い昼食を道の駅近くの喫茶「コルマール」で頂く。フランスの片田舎をイメージしたという洒落た建物だ。メニューは名古屋名物?の海老フライにスパゲティのランチ、デザートの冷たいスイーツはオジさん達にも好評であった。
お店の前にパーキングしていた2CVが冷たい雨に濡れ、寂しげであった。

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1 コメント

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お疲れ様でした。 (fuji)
2006-04-19 20:26:59
根尾・淡墨桜お花見ラン参加の皆様、春雨のなかお疲れ様でした。汗拭きの後遺症なる腰痛の再発で参加できませんでしたので、写真にて桜に再開出来ました。やはり本物が見たかったですね。wajinさん、テストしたいのでこの原稿拝借させつください。二ヶ月ほどかかりますが、見てください。
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