《舟旅 暴れ天竜を下る!!》
もう一つの趣味、カヌー旅に出掛けて来た。場所は暴れ川といわれる天竜川、昔は洪水の多い河川であったという。
川下り区間は高森町市田から飯田市時又、翌日に時又から下条村唐笠を計画した。あまりカヌーの経験はないのであるが、天竜川は水量、スケールとも私には充分なエリアでもある。
JR飯田線時又駅に集合する。今日のメンバーは11名、結構な大船団になりそうでわくわくしてくる。初対面の方もあり、今日のアバウトなプラン内容を幹事のmasat氏より説明を受ける。
先ずは川の下見を・・・ベテランといえども川を下る場合はポイントとなる瀬を陸より確認するのが基本である。特に「鵞流峡」は難所ということでじっくりと観察した。
今日のスタート地点は市田。カヌーセンターもあり、ラフティングのスタート地点でもあって施設は充実していた。
汗だくになってファルトを組み立てる。木製フレームは珍しいらしく、ギャラリーが一人だけ付いてくれた。
行き成り、スタートで沈をする。しばらく振りのカヌー旅に緊張していたせいであろうか、大勢の目の前で恥ずかしい思いをしてしまった。
水は少し濁り気味、水量も多目のようで川下りの困難さが想像出来た。結果は予想通り・・・今までに経験したことのない恐怖を味わうこととなった。
行き成り瀬が目の前に現れ、ダッキーが白い腹を見せているではないか。必死のパドリングで右に逃げ、沈は回避したものの、乗員が見当たらない。
大丈夫かと思いきや、30mほど先をポンプとともに流されるnawabaさんを見つけて安心した。
今回は厳しい川下りになりそう・・・緊張感が高まってきた。
しばらくの緩い流れに気分をリラックスさせ、周りの景色を楽しんでみる。生憎と中央アルプスは雲の中のようで眺望は楽しめない。
やがて遠くに瀬の音が聞こえてきた。音の大きさで瀬の具合を想像してみるが、かなりヤバそうな音であった。
意を決し、先行者の後を付いて行く。徐々に流れは速くなり、連続する瀬が眼前に迫ってきた。それは気のせいか1メートルはあるように見えた。現実はその半分くらいであろうが。
必死にパドルを漕ぎ、艇が横にならないようにもがく。精神的に負ければ沈は確実、大声を出して気合を入れる。「ヨッシャ!ヨッシャ!」とわめいていたように思う。
しぶきを大量に浴びてスプレースカートが吹っ飛んだ。水が一気に進入し、艇が沈み込んできて焦る。
それ以上に浸水すれば沈は間違いなし。水舟を漕いで岸へ回避した。しばらくは放心状態に・・・今日はギブアップかも・・・後続のmasat氏に手を上げて「大丈夫!」と挨拶をするが。
橋の下の木陰でランチとする。今日は総勢11名、いろんなつながりで今回のメンバーが集まった。簡単な自己紹介をする。
その後は平穏な川下りが楽しめた。鮎釣りの人たちも優しく、トラブルになるようなこともなかった。場所によっては石を投げてくるヤカラもいるというが。
フィニッシュは「鵞流峡」、かつては相当な難所であったようで、多くのカヤッカーを犠牲にしてきたという。
覚悟を決めて早い流れに乗る。下見で決めていたラインに沿って艇を進める。あとは度胸の世界、左右のバランスを取りながら艇を安定させてひたすら前へ漕ぐ。
しぶきが顔にかかり、艇はわずかに軋んでいる。その時間は数分、橋をくぐって流れが緩くなったところが時又港であった。
今回も無事に川下りを終えることができ、同行の仲間に感謝をする。カヌーだけはソロ、単独でのツーリングはヤバイようである。ロール等、セルフレスキューもマスターする必要を強く感じた。
その後、帰宅組と別れ、3人でキャンプを楽しんだ。
コースマップ
http://route.alpslab.jp/watch.rb?id=af0883d42e887159ca9c6b9d87dde4a2
画像(期間限定)
http://album.nikon-image.com/nk/NK_AlbumPage.asp?key=1103415&un=42542&m=2&s=0
もう一つの趣味、カヌー旅に出掛けて来た。場所は暴れ川といわれる天竜川、昔は洪水の多い河川であったという。
川下り区間は高森町市田から飯田市時又、翌日に時又から下条村唐笠を計画した。あまりカヌーの経験はないのであるが、天竜川は水量、スケールとも私には充分なエリアでもある。
JR飯田線時又駅に集合する。今日のメンバーは11名、結構な大船団になりそうでわくわくしてくる。初対面の方もあり、今日のアバウトなプラン内容を幹事のmasat氏より説明を受ける。
先ずは川の下見を・・・ベテランといえども川を下る場合はポイントとなる瀬を陸より確認するのが基本である。特に「鵞流峡」は難所ということでじっくりと観察した。
今日のスタート地点は市田。カヌーセンターもあり、ラフティングのスタート地点でもあって施設は充実していた。
汗だくになってファルトを組み立てる。木製フレームは珍しいらしく、ギャラリーが一人だけ付いてくれた。
行き成り、スタートで沈をする。しばらく振りのカヌー旅に緊張していたせいであろうか、大勢の目の前で恥ずかしい思いをしてしまった。
水は少し濁り気味、水量も多目のようで川下りの困難さが想像出来た。結果は予想通り・・・今までに経験したことのない恐怖を味わうこととなった。
行き成り瀬が目の前に現れ、ダッキーが白い腹を見せているではないか。必死のパドリングで右に逃げ、沈は回避したものの、乗員が見当たらない。
大丈夫かと思いきや、30mほど先をポンプとともに流されるnawabaさんを見つけて安心した。
今回は厳しい川下りになりそう・・・緊張感が高まってきた。
しばらくの緩い流れに気分をリラックスさせ、周りの景色を楽しんでみる。生憎と中央アルプスは雲の中のようで眺望は楽しめない。
やがて遠くに瀬の音が聞こえてきた。音の大きさで瀬の具合を想像してみるが、かなりヤバそうな音であった。
意を決し、先行者の後を付いて行く。徐々に流れは速くなり、連続する瀬が眼前に迫ってきた。それは気のせいか1メートルはあるように見えた。現実はその半分くらいであろうが。
必死にパドルを漕ぎ、艇が横にならないようにもがく。精神的に負ければ沈は確実、大声を出して気合を入れる。「ヨッシャ!ヨッシャ!」とわめいていたように思う。
しぶきを大量に浴びてスプレースカートが吹っ飛んだ。水が一気に進入し、艇が沈み込んできて焦る。
それ以上に浸水すれば沈は間違いなし。水舟を漕いで岸へ回避した。しばらくは放心状態に・・・今日はギブアップかも・・・後続のmasat氏に手を上げて「大丈夫!」と挨拶をするが。
橋の下の木陰でランチとする。今日は総勢11名、いろんなつながりで今回のメンバーが集まった。簡単な自己紹介をする。
その後は平穏な川下りが楽しめた。鮎釣りの人たちも優しく、トラブルになるようなこともなかった。場所によっては石を投げてくるヤカラもいるというが。
フィニッシュは「鵞流峡」、かつては相当な難所であったようで、多くのカヤッカーを犠牲にしてきたという。
覚悟を決めて早い流れに乗る。下見で決めていたラインに沿って艇を進める。あとは度胸の世界、左右のバランスを取りながら艇を安定させてひたすら前へ漕ぐ。
しぶきが顔にかかり、艇はわずかに軋んでいる。その時間は数分、橋をくぐって流れが緩くなったところが時又港であった。
今回も無事に川下りを終えることができ、同行の仲間に感謝をする。カヌーだけはソロ、単独でのツーリングはヤバイようである。ロール等、セルフレスキューもマスターする必要を強く感じた。
その後、帰宅組と別れ、3人でキャンプを楽しんだ。
コースマップ
http://route.alpslab.jp/watch.rb?id=af0883d42e887159ca9c6b9d87dde4a2
画像(期間限定)
http://album.nikon-image.com/nk/NK_AlbumPage.asp?key=1103415&un=42542&m=2&s=0
おじさんは、ゆったりとリバー・ツーリングを楽しもうと思っているからです。慣れてきたらご一緒お願いしたいと思っておりますがその節は宜しくお願いします。
毎度です!
台風は被害がなかったようで何よりです。
地震、雷(上州は本場!?)火事、おやじ・・・
おやじさんは健在のようですが!!
ところで雷神さんもお元気ですか(笑)
>白波立つところはご遠慮申し上げます・
だれでも最初はそうおっしゃいますよ。でも、半年もしないうちに激流下りへ・・・。おやじさんの性分からすれば、水上辺りの急流下りをお勧めします。
いずれ自転車とカヌーをミックスさせたプランでも提案させていただきます。お楽しみに・・・!!
カヌーって組み立てするんですね
初めて知りました・・・っていうか
カヌーの事殆んど知りませんので
楽しい遊びだと思ったんですが・・・
かなりハードなんですね
(そういうコースだったのかなぁ)
wajinさん遊びの時は満面の笑顔ですね(笑)
上のコメント「sune」でした
すいません・・・・(汗)
天竜川でのカヌー遊びは面白いですよ。適度にスリルがあって・・・
長良川の上流は厳しすぎて私には遊べません。
笑顔・・・アウトドアの時とビールを飲んだ時にはいい顔になります(笑)
カヌーの組み立て・・・ルービックキューブ?のようなものですよ。