≪東海道・見付宿から由比宿を走る!その2≫
大井川橋を渡って島田宿に入る。「越すに越されぬ大井川」と謡われ、軍事的な要因で橋は架けられなかったという。今でも川越遺跡として川会所、札場、宿などが残されていた。とても雰囲気があり、是非ともゆっくりしたいところだ。
東海道ではないが、島田には蓬莱橋というのが大井川に架かっている。全長が900メートル弱で、ギネスにも認定されている木造の橋である。以前よりこの上を自転車で走りたいという念願がようやくかなった。
国道1号線を走ったり、旧道を走ったりして藤枝宿を抜ける。藤枝では見るべきものは何もなかった。東海道を示す標識も見当たらず、あまり歴史に熱心ではないところのようだった。サッカーは有名だが・・・
両側の山が迫ってきて、谷の中を行くようになると岡部宿であった。役場のところより右折し、カラー舗装のされた旧道を走る。雰囲気はまあまあで、当時の家並の風情も残り、本陣跡や今も残る旅篭の柏屋が印象的であった。屋内に置かれた人形にはドキッとさせられたが・・・
廻沢口の交差点で国道1号線を渡り、旧道に入る。坂下地蔵堂の近くの民家で道を尋ね、急坂の道を押しで上がって行く。いよいよ宇津ノ谷(うつのや)の峠越えに入る。薄暗い樹林の下を黙々と歩くと、当時の旅人の苦労が分かるような気になる。最後は登山道のような急坂をよじ登って切り通し状の峠に着くことができた。とても当時のメインストリートとは思えない難所で、馬や荷車で荷物を運んだとは想像できない。駕籠に乗って通ったであろう殿さんでも我慢しきれずに怒り出したのではと・・
なんとか自転車に乗って峠を下りたところより宇津ノ谷の集落が見下ろせた。谷の中に寄り添うように並ぶ建物は当時のままであろう。何百年という歴史を感じる風景であった。石畳風に舗装された道に自転車を走らせていると、軒先でお喋りをしていた老婆より話しかけられた。
国道と平行している旧道を走り、橋を渡って萱葺きの家に突き当たる。ここがとろろ汁で有名な丸子(古くは鞠子)宿の丁子屋である。迷わず自転車を停め、お店に入る。黒光りのする梁、当時の旅人の携行品などが展示されていて、それだけでも価値がある建物だ。すり下ろした自然薯を麦飯にかけた“とろろ汁定食”を頂いた。
夕方の6時も過ぎると薄暗くなり始める。旧道の坂を府中宿(静岡市)に向かって下りて行く。夕方のラッシュアワーのせいか、車が多くて神経を使う。安倍川に架かる橋を渡って府中宿の中心街に入っていった。
大井川橋を渡って島田宿に入る。「越すに越されぬ大井川」と謡われ、軍事的な要因で橋は架けられなかったという。今でも川越遺跡として川会所、札場、宿などが残されていた。とても雰囲気があり、是非ともゆっくりしたいところだ。
東海道ではないが、島田には蓬莱橋というのが大井川に架かっている。全長が900メートル弱で、ギネスにも認定されている木造の橋である。以前よりこの上を自転車で走りたいという念願がようやくかなった。
国道1号線を走ったり、旧道を走ったりして藤枝宿を抜ける。藤枝では見るべきものは何もなかった。東海道を示す標識も見当たらず、あまり歴史に熱心ではないところのようだった。サッカーは有名だが・・・
両側の山が迫ってきて、谷の中を行くようになると岡部宿であった。役場のところより右折し、カラー舗装のされた旧道を走る。雰囲気はまあまあで、当時の家並の風情も残り、本陣跡や今も残る旅篭の柏屋が印象的であった。屋内に置かれた人形にはドキッとさせられたが・・・
廻沢口の交差点で国道1号線を渡り、旧道に入る。坂下地蔵堂の近くの民家で道を尋ね、急坂の道を押しで上がって行く。いよいよ宇津ノ谷(うつのや)の峠越えに入る。薄暗い樹林の下を黙々と歩くと、当時の旅人の苦労が分かるような気になる。最後は登山道のような急坂をよじ登って切り通し状の峠に着くことができた。とても当時のメインストリートとは思えない難所で、馬や荷車で荷物を運んだとは想像できない。駕籠に乗って通ったであろう殿さんでも我慢しきれずに怒り出したのではと・・
なんとか自転車に乗って峠を下りたところより宇津ノ谷の集落が見下ろせた。谷の中に寄り添うように並ぶ建物は当時のままであろう。何百年という歴史を感じる風景であった。石畳風に舗装された道に自転車を走らせていると、軒先でお喋りをしていた老婆より話しかけられた。
国道と平行している旧道を走り、橋を渡って萱葺きの家に突き当たる。ここがとろろ汁で有名な丸子(古くは鞠子)宿の丁子屋である。迷わず自転車を停め、お店に入る。黒光りのする梁、当時の旅人の携行品などが展示されていて、それだけでも価値がある建物だ。すり下ろした自然薯を麦飯にかけた“とろろ汁定食”を頂いた。
夕方の6時も過ぎると薄暗くなり始める。旧道の坂を府中宿(静岡市)に向かって下りて行く。夕方のラッシュアワーのせいか、車が多くて神経を使う。安倍川に架かる橋を渡って府中宿の中心街に入っていった。
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