「Ｅｘｃｅｌ初級」講座

今日は深谷公民館で『Ｅｘｃｅｌ初級』講座でした。

講座名などに「初級・中級」と付いているのを見ると、「それって何？」といつも思います。
どこまでが初級で、どこからが中級？
中級・上級なんてついてるとついカリキュラムを確認してしまいます。


検定などでの目安は「○○３級」は入門レベル。
「２級からが履歴書に書いた時、評価対象になるレベル」と学生には言っています。


さて、深谷公民館の『Ｅｘｃｅｌ初級』は今日が初めての講座です。
入門講座で名簿作り（文字入力と罫線）をやっているのですが、「ぜひ計算式を！！」という要望が高く、その声に押され、計算式とグラフの内容の講座を開講しました。

３時間で四則演算、関数（合計など）、グラフ作成を学習するのは、決して内容の多いカリキュラムとは言えないのですが・・・そうは問屋が卸さないのが「公民館講座」です。


集団講習の場合、どこに基準を置くのかが難しいです。
講習の度に、その基準が揺れるのは好ましくありません。

入門講座の場合は基準を一番下に置くことがはっきりしているので良いのですが、ステップアップ講座となると、当然その基準を下回っている方もいるわけです。
設定された基準ラインを維持しながら、尚且つ下回っている方をフォローしながら・・・与えられた時間は短くて・・・
今日はサブ講師の方は忙しい講座になってしまいました。
はっきり言って今日の講座は、納得いくものではありませんでした。




　　エクセルは頭の体操みたいで楽しい

と言っていた生徒さんがいました。

確かにＥｘｃｅｌはＷｏｒｄのように、操作を覚えれば出来るものではありません。
公民館講座の生徒さんを見ていて感じるのは、毎回いろいろな講座を受講する方が多い事です。
挑戦するのは良い事ですが、あまりあっちこっちに手を出しては結局何も身につきません。

　継続は力なり　　です。

腰をすえてじっくり取り組んでから、次へと進んで欲しいと思ってます。