今日のお弁当（07-07）

＊豚肉のピカタ
＊卵焼き
＊カツオのソティ
＊キャベツの浅漬け
＊ふりかけご飯


今朝の読売新聞「編集手帳」の文章はなんだか心にしみました。

鉄筋コンクリートの橋は丈夫だが、木の橋には木の橋で、いいところがあるらしい。

木の橋の良さはすぐ流されることだという。
頑丈な橋は木材などの流出物をせきとめてしまい、いずれは怒涛となって溢れ出る。
木の橋は被害を小さくとどめる昔の他人の知恵であった、と。

男子高校生が同級生の男子生徒に刺されて死亡した。
昨年秋に仲たがいしたという。
理由が何にせよ、頑丈な橋でせきとめ、溜め、怒涛を爆発させなくては晴らせないほどの恨み、憎しみが高校生同士の交友にあろうとは思えない。
加害者生徒の心に、流れやすい橋があったなら。

今日は七夕、織姫と彦星を隔てる天の川よりも、橋を架けるのがむずかしい川が地上にはある。
他人の心と心を隔てる川に「木の橋」を――胸の短冊に書いてみる。

（7/7　読売新聞「編集手帳」より抜粋）


同じ年頃の息子を持つ親としては、なんとも悲しい事件でした。

嫌な事を胸に溜めないで。
そんな簡単な言葉で済まされる事ではありませんが、怒涛と流れ出る前に、何とかならなかったのか・・・双方の関係者の心中を察するにはあまりあるものがあります。


今日は七夕。

家族が何事もなく穏やかに日々の生活を送れますように。

お願いごとは、それだけで十分です