どんぐりの木の下で

日々の出来事を書き留めています。

実家の家族会議。

2024年08月01日 | 雑記
父は8月で90歳になります。

実家で一人暮らし。
食事の支度や洗濯、身の回りのことは
ほとんど自分でやっています。




足腰は年相応に弱くなっていますが、
特に治療を要するような病気はなく
3ヶ月毎に高血圧などの薬をもらいに通院する程度です。

頭はピンとしているので、
お金のことなども自分で全部管理しています。


そんな父ですが、
さすがに90歳を超えたら今後のことが心配です。

父と母(特養入所)の資産の事は、ずっとノータッチでした。

私は、父から渡された銀行カードで母の特養費用の支払いをしていますが、
他の事は全く知らず。

「父のみぞ知る」っていう感じで。

でも、父もいつどうなるかわかりません。


「子どもとして、知っておく必要があるのでは!」
ということで、父と3人のきょうだい(私、弟、妹)で家族会議をしました。



父は、この日のために分厚い「資産説明資料」ファイルを作成。
(金融機関のトップにいたので、この手の資料作りはお手の物)



金融資産、不動産などが全部記載されていました。


今は父が、年金はあっちの口座からこっちの口座に移して、
分配金はあっちからこっちへ・・・みたいに、色々としているようです。


ゴルフ会員権も持ったままで。

  「生きているうちに整理しておいてよ。相続になったら面倒なんだから」

妹の言葉に父が激怒。
ちゃぶ台がひっくり返るような親子喧嘩も始まってしまいました。

父と妹はどちらも短気でぜったいに引かない。
普段は役立たずの弟が、父をフォローしてなんとかその場をおさめました。



今回の家族会議で、両親の資産等について把握できたことで一安心。

両親の資産なので、今すぐ私たちがどうこうすることはないですが、
万が一の時に、投信や銀行口座などのそれぞれに手続きが必要になりますからね。


父の資料には不動産の相続の事も記載されていました。

何度も口約束で聞いていた3人きょうだいの分配も、
文書を見ながら、改めて3人で確認しました。







ACPも含めて、こういった話し合いは、
当人が元気な時にするのがポイントとききました。
病などで弱っている時には、さすがにできませんよね。


お盆が近いです。
家族が揃ういい機会です。
シニアの皆さん、ご自分から話を切り出してみたらいかがですか。