みすきのぶろぐ

役者「みすき康人」です。活動報告や宣伝、日々思った事、感じた事、社会問題その他あれこれを超不定期的に綴っています。

みすき的観劇記「上海、そして東京の屋根の下で」

2006年11月23日 | みすき的観劇記
「上海、そして東京の屋根の下で~服部良一物語…~」サンハロンシアター

久しぶりに書込む観劇記は「カッキー」出演の上記の舞台。

時代は戦前~戦後、軍人として中国に渡った作曲家、服部良一氏の物語。

会場は池袋の「シアターグリーンBig Three」おお!こんなにキレイになってる!…ここは昔の「コ汚い」イメージしか無かったので、キレイに改装された今を見て驚いてしまった。

セットに関して「初日のトラブル」はあったものの、休憩ありの約3時間飽きずに観る事が出来たと思う…大概「中だるみ」の時に眠くなるのだが、今回はそれが無かった…お尻は痛かったけど。
華やかな所は楽しく、セットの転換もスムーズだったし、何より役者が個性的で楽しめた…女性陣もキレイだったし。

ただ、この時代ものによくあるように、服部良一本人よりも、その周りの人々のエピソードが多過ぎた感がある。
「服部良一物語」の割には、周囲の人物・また時代の流れに押されて、本人があまり目立たなかった気がする…もっと本人をメインの物語にすれば「服部良一物語」らしくなったのではないかと思った。

あ…そうそう、最悪だったのが、後ろの席のオバハン。
舞台の最中、カサカサカサカサ…袋かな…をあさって何か取り出し食ってるし、挙句の果てには

携帯電話を鳴らしていた!
公演中に!
信じられない!


しかもなかなか切らない…鳴ってビックリどこにあるか、と袋の中を探し回っていた。

さすがのみすきも、キレる寸前まで行ったが、その後は静かだったので収まった。

「芝居」と言うよりも「舞台」を観た…いい意味で、そんな後味だった。

11月26日まで