くい違い

Assault charge は日本語で暴行罪。

Chargeは逮捕の理由 (犯罪の疑いの段階)で裁判所で判決が下るとconvictions と呼ぶようになります。裁判所は小さい犯罪より大きな犯罪をさばくのに忙しく、アサルトが裁判所まで行くのは稀です。なのでチャージ歴は沢山あっても有罪判決を得た犯罪歴が少ない人は結構いるのです。

で、彼女もその1人。犯罪歴はゼロなのにチャージ歴が沢山ある彼女。しかしそれらも彼女は濡れ衣だと言います。私は暴行など一度もした事がないと。彼女は警察が彼女に対してイジメをしていると思っています。最近彼女が何度も診察に来るのは私に警察と掛け合って、その濡れ衣を晴らしチャージ歴を消してほしいと言います。

そんな事は出来ません。警察の記録は警察のものですから。で、今回彼女に聞いてみました。その人に何をしたのですか？と聞くと彼女はその相手をくすぐったら警察が来てアサルトチャージを受けたと言います。冗談だったのよ。男のくせに情けないと言います。

あーあのね、本人の許可なしに肩に手をかけただけでも本人が傷つけば(身体か精神的に)立派なアサルトです (だから診察時も必ず許可をもらってから身体所見を取ります)。

冗談もわからないつまらない男と笑い飛ばす彼女。だからチャージ歴が多いんですよ！どんな物事にも二面性があって、貴方が意図した事と、相手方にどう受け取られたかは必ずしも一致しないのだ。だから公の場では自分の言動に注意しないと、と話しましたがどこまでわかってくれたのでしょうか？



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