このグラフに注目して欲しい。州民の割合のグラフ。別々にしてくれるとわかりやすいけど、スペース省略のために年代別の5つの情報が1つのグラフに組み込まれていると思う。同じ色の棒グラフに注目すると分かりやすい。青が州民の人口割合、黄色がコロナ陽性者の割合、紫がコロナ陽性で入院が必要になった者の割合、緑がその中でICUなどの高度医療が必要になった割合、そして赤が死亡者の割合。
黄色だけを見て、次に紫、次に緑、最後に赤を見るとわかるように最大値のカーブが次第に右へ移行する。つまりどういうことかと言うと、コロナ陽性になるのは若年層、壮年期が多いが重症化するのは高齢者。最も死亡するのも高齢者、と言う事。これはカナダの他の州、ヨーロッパ各国にも共通する結果。
ここにはあげられていないが、男女別も興味深い。陽性者は女性が多いが重症化するのは男性が多くなる。で、これらを合わせて重症化する可能性が高いのは男性で、50歳以上で、慢性期疾患がある人、となる。慢性期疾患の中でも高い比率から、高血圧、心臓病、糖尿病、慢性閉塞性肺疾患となる。これも世界共通の事象。この事象の仮説はいろいろ出ているが、研究者は事象の裏づけを探っている。
予防と治療の確立の為にいろいろな面から事象を考察する。医療にとってとても重要なプロセスです。
これを読んで自分は若くて女性だからコロナに罹患しても大丈夫と思うのは大きな間違い。40代でも死亡者は出ているし、20代でもICU入院者はいます(ICU入院という意味は自発呼吸で生命を維持する事ができない状況で人工呼吸機が必要になる状態)。それに自分は死亡に至らなくても祖父母や高齢者の両親を死亡に至らせる可能性があるという事。高齢者の身内がいない?貴方のコミュニティーにはきっと貴方の知らない高齢者がいるはずです。コロナは自分だけではなく、コミュニティー全体の協同が必要とされます。歴史を作り自国を築いてきた(有名人でなくても勤労と納税で立派に役目を果たしてきた)高齢者を蔑ろにすることは人間としてあってはならない言動だと思います。これを見てコロナの媒体となる若年層には責任ある行動をとって欲しいと思います。
私のブログではお名前を拝見しておりました(*´∀`*)
日本においても、同じ様に老若男女関係なく感染していて、ここ4日間ぐらいは東京都では新規感染者数が二桁になっています。
このまま終息してほしいところですが、それまでにはまだ2~3ヶ月ぐらい自粛生活が必要であろうと考えています。
コロナの影響で医療従事者には差別的な見方がされるケースもあるようで、残念に思っています。
私は民泊を運営しているのですが、地元の医師の方が、弊社の民泊のサイトを見つけて、病院近くに泊まって頂いてます。
一時的に家族とは離れて暮らしたいという医療法人の方もいらっしゃって、病院近くの部屋に泊まって頂いてます。
今までは民泊はインバウンド向けであったのですが、昨今の状況で需要が変わってきており、海外在住の方の一時帰国や、自主待機、上記のように医療従事者の方のための仮宿になっています。
最前線で戦っている医療従事者の方のために、民泊が少しでも役に立てているのかなと思っています。
一般市民の我々ができることは、外出を控えて、感染せずに新しい患者を出さないことかなと思っています。
それが医療現場の負担を減らし、医療崩壊を回避し、コロナ終息につながると信じています。
どうか健康に気をつけて、ご自愛ください。
医療者の受け入れをしてくださりありがとうございます。私からも御礼を。医療者が疲弊しては医療崩壊は免れませんから。
Stay home
Stay calm
Be kind to the others