昨日の続き
今週末、3週間ぶりに末娘に会いました。 建築科の大学2年生です。9月から取組んでいるグループプロジェクトのプレゼンをしてくれました。
彼女たちのグループ(3人)は市の緑地化計画に取組んでいます。プレゼンは現在の問題点(様々な角度から)、構想、将来のビジョン、ときめ細かなものでした。そして驚いたのは昨年やっていたものがそこに生かされていること。
やはり教育は積木のようなもので、継続的に連鎖的に生徒の道具箱を増やして行くものだ、と思いました。
このような教育が日本でもできるようになれば、良いのにと聞きながら考えていました。看護師からAPNへの教育が「何をするか?」に特化し、こちらでは学士課程で修得するような問題の分析や、そこから未来への発想の発表さえできないまま卒業。あああああ、と最近の授業やWSからの自分の経験と重ね合わせて感じました。
末娘たちは一部の1/100と1/1000の模型を作って、市のプレゼンセンターで教授や企業を招いてプレゼンが待っているとか(それが今季の最終的な評価になる)。彼女の課程は全部で8年ほどらしい。その1/4でこれですか?!と驚いた。建築系には欠かせない、データ処理やグラフィック系のプログラムの扱い方を学ぶと同時に思考力、アイデア、そして実行力を伸ばして行く。素晴らしいプログラム。
日本の教育界はどうやったら変わるのですか?未来を創り出せる人物を輩出するのが大学ですよ。テストや資格試験で何点を取るかではないんですよ〜
冒頭写真: スコットランド旅行のハイライト。Dunvgan 城。壊されたりせず現存する城の一つ。そして今でも家系を継いでいる家族が住んでいる城。そして相方の先祖(直系ではありません)の城。世界中に散らばっているMcleod家の血を継ぐ人の登録書籍があり、そこにちゃんと手書きで書いてきました(もちろんデジタルの登録もオンラインで終了済み)。毎年集会もあるそうです。