
カナダ初上映に行ってきました。
Vancouver International Film Festival
は秋に開催されます。しかし、一年を通して海外や若手フィルムの上映を行っていて、昨日はこの作品の上映でした。
吉永小百合と坂本龍一が来るというので、会場は長蛇の列。招待会員が50席で他が早い者勝ち。6:45開場に私と旦那は5:00到着。旦那の弟が早くから並んでくれていたので、ギリギリ会場に入れました(ズルい私たちでした)。会場に入れなかった人は大勢いました。座席はゲストの通り道側。2人を間近で見て感激しました。2人とも英語でスピーチをしていましたよ。で、私のそばに吉永小百合をコーチした人がいて、彼女のスピーチをシャドーイングのようにブツブツ呟いていました。彼女が詰まると頑張れ!みたいな顔をして、チラチラその方の表情も楽しみました。
昨年日本で上映された映画。見られた方も多いと。私の星は4.5。
生存者の罪悪感、生存者に対する嫉妬、静かでいて強い戦争批判が上手く描かれていると思いました。
罪悪感と嫉妬は大事故や災害でも起こること。しかし大事故や災害が起こると、悲惨な状況か美しい物語的な話題にメディアは集中する。それを避け、誰にでも起こる人間の心理現象を正直に描いた所を評価したい。
昨日の様子がすでにアップされてます。ライフ バンクーバーと言う地元情報サイトの記事はこちら。