走るナースプラクティショナー ~診断も治療もできる資格を持ち診療所の他に診療移動車に乗って街を走り診療しています~

カナダ、BC州でメンタルヘルス、薬物依存、ホームレス、貧困層の方々を診療しています。登場人物は全て仮名です。

運動の秋ですね

2024年10月09日 | 仕事

ああああ、お腹が痛い。初めて病休。ゆっくり静養しています。


こんなことになるとは思わず、先週は2度もバイクチャレンジをしていました。北米では自転車を利用する事をBiking と呼んでいます。なので自転車チャレンジ。


私が今住んでいるカルガリーは北米で1位のバイクルートがあるアーバンエリア。総長1000kmになるそうです。ものすごいネットワークが街を覆っています。で、この夏、これまた北米で最大級のアーバンパークの州立公園から始めた自転車チャレンジ。その公園を横断するクリークの西端から東へ。クリークがボウ川に合流すると北上そして西へ向かうルートをセクションに分けてチャレンジしていました。必ず両岸を通るように進み、10回目にして全行程を終了しました。






黒い線が今回の走行場所です。赤線が歩行者自転車専用路です。


驚いたのは街が歩行者と自転車にフレンドリーである事。例えば川を渡る車道の下には歩行者用と自転車用の橋が作られている事。高速の下もです。そしてその利用者の多さ。多くの人が散歩や自転車を楽しんでいます。そして冬になるとこれらはスノーシューやクロスカントリーのコースになるから驚き。


街の設計には必ず緑地化地帯と公園の面積などの決まりがあり、公園や犬のための公園が必ず作られています。なのでご近所に気軽に緑を楽しむ場所が確保されています。


この他にも湖はもちろん、サッカー場やテニスコートが屋外アイスリンクになるような設計にもなっています。ゴルフ場の数も多いのですが、ゴルフ場もクロスカントリースキー場へなるそうです。


また、公園の中には遊び道具の箱があり、スマホによる登録やパスコード利用が開け閉めに必要ですが、ボールやラケットなどを無用で借りれる場所もあります。


ジムに入会しなくても運動できる場所が市民に確保されているってすごくないですか?!

車よりずっとゆっくり進むので細かいところまで観察できて、ほんと感心した都市計画でした。


蛇足なのですが車にも優しい街。どこからでも20分以内に目的地へ到着できるように道路整備が行われていて、ラッシュアワーにも縁遠い街です。


冒頭写真:スコットランドの写真はお休みして、最終日の写真から。


こちらは今までのハイライト










あー楽しかった。と言っても1000kmのうちの一部を走っただけ。来年はどこのルートに挑戦しようか?


運動してますか?



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