ナースプラクティショナー(NP)になってから学生を受け入れたのは3回。1人目は卒業前の最後の実習。2人目は就学2年目の始めの実習。今来ている3人目は1年目の初めての実習。
そう、今の学生さんはNPへの道のりの始めの方に位置する人。学ぶ事も沢山で知らない事も沢山。今の実習の目的は問診と身体所見が取れるようになり、鑑別診断や治療計画の練習と言ったところ。
問診を簡単な事と思う人が多い。しかしある程度的を絞らなければ、ぼやけた問診になってしまうし、広げすぎると浅くなってしまう。どちらにしても診断から遠のいてしまう。なのでシステム的に狭すぎず、広すぎない問診を取る事ができる技術は診断をする者にとってとても重要な技術です。看護師時代にはしない技術なので1年目の学生さんにとっては難題なのです (看護師の中でミニドクター的に自信を持っている人が一番怖いと言われるのはこの点。限られた知識の中で診断が出来ると勘違いしている看護師さん。診断をするのはとても大きい責任を負う事です。看護師の業務とは全く違う診断技術を甘く見ないように)。
もちろん指導する側にとっても大仕事です。学生の成長を促す指導を心がけます。自分もそうだったと懐かしい気持ちを持って接します。
実習3週目。システム的に質問が出来ず、行き当たりばったりで、あちこちに飛ぶ問診スタイルを続ける学生さん。まだまだ先は長いようです。
続く
お正月のスキー旅行ではスノーモービルにも挑戦。思いの他楽しい経験でした。
そう、今の学生さんはNPへの道のりの始めの方に位置する人。学ぶ事も沢山で知らない事も沢山。今の実習の目的は問診と身体所見が取れるようになり、鑑別診断や治療計画の練習と言ったところ。
問診を簡単な事と思う人が多い。しかしある程度的を絞らなければ、ぼやけた問診になってしまうし、広げすぎると浅くなってしまう。どちらにしても診断から遠のいてしまう。なのでシステム的に狭すぎず、広すぎない問診を取る事ができる技術は診断をする者にとってとても重要な技術です。看護師時代にはしない技術なので1年目の学生さんにとっては難題なのです (看護師の中でミニドクター的に自信を持っている人が一番怖いと言われるのはこの点。限られた知識の中で診断が出来ると勘違いしている看護師さん。診断をするのはとても大きい責任を負う事です。看護師の業務とは全く違う診断技術を甘く見ないように)。
もちろん指導する側にとっても大仕事です。学生の成長を促す指導を心がけます。自分もそうだったと懐かしい気持ちを持って接します。
実習3週目。システム的に質問が出来ず、行き当たりばったりで、あちこちに飛ぶ問診スタイルを続ける学生さん。まだまだ先は長いようです。
続く
お正月のスキー旅行ではスノーモービルにも挑戦。思いの他楽しい経験でした。