走るナースプラクティショナー ~診断も治療もできる資格を持ち診療所の他に診療移動車に乗って街を走り診療しています~

カナダ、BC州でメンタルヘルス、薬物依存、ホームレス、貧困層の方々を診療しています。登場人物は全て仮名です。

お誘い

2022年09月13日 | 仕事

9〜10月でやる予定だったワークショップが延期になりました。次は11-12月です。詳しくはこちら。

https://www.societyforjapn.com/event-info/workshop-a-nov-dec

ワークショップって不安。座学の方が気楽。

二つの学習方法の違いは能動的と受動的。どちらも良し悪しがあります。参加者側の意見で多いのはさっき挙げた事。質問された時、答えれなかったらどうしよう?みんなの前で恥かけない、小さいグループで当てられる確率が高い、知り合いも参加していたらどうしよう、とかあるでしょう。私だって同じ事です。今月末参加する学術集会、エキストラの参加費用を払って半日ワークショップ参加を決めました。医師とNPが参加できます。もしかしたらNPは自分一人かも、知識のなさで恥かくかも、誰が参加するんだろう、と不安はありましたが、決めたのは学びたいから。診療に関する内容なので、私がこの講座をとる事で得をするのは患者たち。より良いケアをするためには必要。それに恥もかき捨て。いやその方が印象に残って忘れない、と開き直りの態度まで。

だいたい、学びって出来る人は参加する必要なし。でもそこに参加するのは理由があるから。よって参加する人たちはどんぐりの背比べ。自分と同じような人が集まっている、と思った方が良いです(他の人は自分よりできる人だと貴方は思っていても)。ならば効率よく学び、学んだ事を実践できるまでのレベルに持っていきたい。そうなると座って受身的に聞いているだけでは、学びの達成が難しいものもあるんですよ。そういう内容のものが小グループのワークショップになっているケースが北米ではよくあります。

日本では座学のスタイルが断然多い。だって学校教育がそうさせているから。参加型学習形式って何?と思われる人が多いのも重々承知です。しかしそういうスタイルだから、ただ座って聞いているより得るものは何倍もある。

どうして海外ではAPNがAPNと呼ばれているか?と聞かれて明確な返答ができないのなら参加を勧めます。

職場で上手くいっていない、卒業して専門看護師や診療看護師やJANPUーNPの称号はもらったけど、何が変わったの?と自問自答しているのなら是非参加を考慮してください。

噛みつかれたり、貶されたり、恥をかかされる、そんな内容ではありません。学びたい人が集まり、互いに支え合って、お互いが共に成長できる、そんな内容になっているし、講師としてそのような環境をファシリテイトするのも私の役割です。

参加をお待ちしています。

冒頭写真: 7月に来た時と異なり赤い実がなってました。



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