昨日のブログで職能団体と書きました。教育の団体でもなく学会団体でも看護協会でもない団体って何でしょうか?以前にも書きました。
私が働くカナダBC州には教育、免許を発行管理する団体、そして職能団体があります。労働組合ではありません。
職業を代表で国民とメディアで繋がり、政府と交渉したり、雇用主と交渉調整などをします。前回も書きましたがBC州にはNP制度ができてから、職能団体を作るべきと集まった5人から始まり、今は政府に認められ上記の機能を果たしています。
私が代表理事を務める日本APN後援会ではネットワーク作り、政策提言を事業に入れています。まだ構想を練っている段階ですが横の繋がりが強くなるように、必要なことを提言できるようになりたいと思っています。事業として成り立つまでには時間もかかるだろうし、効果的な機能になれるかにはさらに時間がかかると思います。何せ法人化したのは昨年で、知名度はまだまだ低いし、日本のAPNとその関係者の信頼や協力も得なければなりません。
日本のAPNのみなさん、これは他人任せにしてはいけません。自分のことだから自分自身も各方面で積極的にあり続けること忘れないでください。
冒頭写真: 夏休み2日目のハイライトは火山のヘリコプターツアーでしょう。今回の旅は9ヶ月の計画期間を経て。飛行機を予約したのは9ヶ月前。ラッキーなことに火山活動が強まり出発前にマグマの噴出が始まりました。ヘリコプターは高いので計画に入れていませんでしたが、これは千載一遇。清水の舞台から飛び降りる気持ちで予約を(カナダの相場の二倍以上の金額)。地理学、火山学、鉱物学が大好きな娘、乗り物大好きな相方はことのほか40分の搭乗を楽しんでいました。もちろん私も。マグマの様子だけではなく、この大地がどう作られているのか空から確認(過去100年、1000年のマグマの奇跡が見れます)できたことは地球の力、人間の小ささを実感する瞬間でした。