走るナースプラクティショナー ~診断も治療もできる資格を持ち診療所の他に診療移動車に乗って街を走り診療しています~

カナダ、BC州でメンタルヘルス、薬物依存、ホームレス、貧困層の方々を診療しています。登場人物は全て仮名です。

専門医への相談

2018年02月11日 | 仕事
冬季オリンピックが始まりましたね。オリンピック好きの私には嬉しいシーズンが始まりました。今回のオリンピックは会場がコンパクトにまとまっていて便利そうですね。8年前のバンクーバー五輪とは大違い。その会場に向かって移動中のわが家。連休はウイスラーでスキーです。久しぶりの晴天に恵まれて気持ちいいドライブ日和。良いコンディションが望めそうです。



RACE ラインと言うものがあります。
Rapid
Access to
Consultative
Expertise

医師とナースプラクティショナーが24時間、専門医に相談できる電話システムです。
プロジェクトは私がNPになった年から開始されたサービスです。

これがとっても便利。専門医に紹介するほどではないけど自分だけではちょっと不安な内容の相談ができるからです。

先日も新患さんの事で電話を入れました。ベンゾ系の離脱をするのだけど、彼が使っていたベンゾ系の薬はオンラインで購入していたもの。製薬会社で作られるような正確な錠剤ではないので総量をどう計算したら良いのか迷ったので薬物依存医療医に相談しました。

このサービスにはスマフォのアプリが必要です。自分の所属、登録してある処方番号、携帯電話などの個人情報がアカウント情報として入力してあります。

必要時にアプリで専門医の科を選びます。医療費請求に必要な患者情報を入力し、当番の専門医のコールバックを待ちます。

相談が終わればアプリで終了のボタンを押し、カルテ上には専門医が相談料を支払われるように必要な情報を書き込みます。

至って簡単。スマフォを活かした良いシステムです。


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