走るナースプラクティショナー ~診断も治療もできる資格を持ち診療所の他に診療移動車に乗って街を走り診療しています~

カナダ、BC州でメンタルヘルス、薬物依存、ホームレス、貧困層の方々を診療しています。登場人物は全て仮名です。

子供の教育改革

2015年10月16日 | 仕事
カンファレンス二日目の午前中は教育にフォーカス。異業種とのカンファレンスの良いところは普段聞かないような違う分野のエキスパートが聴けるところ。

日本で生まれ、日本で育ち、海外で結婚、3人の子育てをしている私。上の2人が小さい頃、教育の違いに驚いた。

私は週に6日間学校へ通った世代だ。高校は進学校だったので0時限なんてものもあった。詰め込み式の教育に疑問さえ抱かなかった。

ここでの教育は詰め込み式ではない。末娘は5年生だが九九も完璧でない。しかしそんなことは重要なことではない。重要なのはクリティカルシンキング、プロブレムソービング(問題解決)、意思の決定に自信が持てるかどうかだ。

こんな事で将来は大丈夫なのかと最初は思った。社会で成功するかどうかは基礎教科ができるIQの高さは10~15%と言われている。その他は人間形成、人格そのものだ。確かに大学や大学院で私が経験したのは、自分の意思を他者に伝えることができ、創造的な解決策を打ち出す柔軟性を持った生徒たちだ。

BC州の教育カリキュラムが今年度から来年度に改定される。世界中が注目している。世界で初めてのパイロット(お試し)地区なのだ。

今まで以上に子供の心のケア、自立に向かっての自信の確立、それらを中心とした題材から基礎教科を学ぶシステムだ。

こういうことになった経歴は生徒の間で不安症やストレスが上昇し、メンタルヘルス、薬物依存がジワジワと上昇しているからだ。できる子供を中心とした教育システムから、今のシステムに合わない子供達を考慮しつつ、教育の本質を追求した結果だ。

Educating the mind without educating the heart is no education at all.

By Aristol




最近こういう形式のアクティビティをよく経験する。参加者がその場で投票するのだ。自分の考えとトレンドの位置付けに気づくことができる。

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