走るナースプラクティショナー ~診断も治療もできる資格を持ち診療所の他に診療移動車に乗って街を走り診療しています~

カナダ、BC州でメンタルヘルス、薬物依存、ホームレス、貧困層の方々を診療しています。登場人物は全て仮名です。

それぞれの思い

2021年07月22日 | 仕事
昨日の続き。カナダは外国人に対する対策を発表しました。他の国はどうでしょう?

例えばアメリカ。州によって異なります。つまり政党によって異なると言っても良いほど。で、ハワイはアメリカで認証されているワクチンの接種を2回していてアメリカ国内からだと義務付けられた10日間の隔離期間が免除されます。そして入国前の陰性の証明も必要です。で、そのテストはハワイが認証した機関のもののみとなっています。相方が調べたところ、その機関でのコロナテストは$250かかるそうです。それからハワイ州政府が認める航空機関も指定されています。その中にカナダのものは入っていません。そして75%の州民がワクチンを終えないとこの規制は緩めない。8月下旬ごろになるだろう、と言っています。んんんんんん、厳しい。ようはアメリカ人以外は来ないで!と言っているのと同じ。

ヨーロッパは?マルタ島へ向かったワクチンを2回接種したカナダ人が入国を断られた、とニュースになっていました。そのカナダ人がしたワクチンはヨーロッパで認められていないワクチンだったからのニュースが出ていました。しかしその記事はネットの中で見つけられません(内容に誤りがあったのかな?)。EUは電子コロナパスポートを作成中。これもコンセンサスが取れていないようで、自国で認められたワクチンなのかEUのどこかで認められたものならば十分なのか、などです。

どの国も自分の国を守るのに必死。観光客は必要だけど、コロナの再燃はゴメンとばかりに。コロナ以前に戻る旅行業界はまだまだ遠いよう。

しかし、ワクチン会社や生産地で色分けされるとは、なんとも恐ろしい世の中。製薬会社と政府の間に何かお金でも動いているのか?と疑いたくなります。そんな事よりサイエンスで話しましょうよ。アメリカで認められていないアストロゼニカも利用して今のカナダがあるのですから、アメリカよりずっとデルタを抑えているカナダを無視できないでしょうに、、、

冒頭写真: クートニー湖の交通に使われていた蒸気汽船。イギリスからの皇室がお泊まりになったお部屋もありました。


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