昨日と一昨日は雨が降りました。と言ってもシャワーと呼ばれるぐらいの弱い雨。BC州の山火事は過去最悪と言われるほど続いています。
雨が降り出した数日前は風向きでLower Mainland と呼ばれる私が住んでいる地域も煙に撒かれ視界が20mぐらいとなりました。外に停めている車の上には灰が積もるほど。何百キロも離れているところからやってくる灰。太陽も月も真っ赤で日差しも赤い、赤に縁取られた影ができるんですよ。世紀末のような印象を受けるのは私だけではないはず。もっと現場に近い写真は恐ろしいものです。日中なのに真っ赤な薄暗さに巻かれ視界も乏しい。空気の状態も非常に悪いと聞いています。
避難勧告、警告が出ている地域も多く、昨日は高速も閉鎖されました。こちらは新聞の記事。
避難勧告 8262世帯
避難警告 22729世帯
写真には載っていませんが今年4月からの山火事件数は1516件で、805500ヘクターが燃えたそうです。
こんな状況なのでもっと雨降れ!と天に願いたいほど。しかし本日はまた晴れに戻ってしまった。雨量が例年よりずっと少なく大地はカラカラ。ちょっとの火がものすごいスピードで広がります。世界では大雨で洪水が起こっている地域もあるのに、なんてアンバランスな、、、、。地球が泣いている、そう思うしかないのでしょうか?
冒頭写真: チョコレートパンナコッタを作りました。お庭で採れたラズベリーで飾り付けて。